コトブキヤ 斑鳩 IKARUGA

飛鉄塊 斑鳩 [白]

Kit Review

素組み

コトブキヤが最近ゲームのメカニック・キャラクターのプラモデル化に大きな関心を示していますが、またもや唐突に「斑鳩」というゲームのメカニックアイテムを引っ提げて登場しました。飛鉄塊 斑鳩は2000年代初頭にトレジャーというゲーム会社から発売されたシューティングゲームで、独特なシステムからゲームマニアの間ではそれなりに知名度のあるタイトルですが…大半の方にとっては「知る人ぞ知る」作品かもしれません。

シューティングゲームの機体といえば、ゼビウスやツインビーのような作品を思い出すオールドファンも多いでしょうが、独特なゲーム性とスタイリッシュなデザインでメカニックマニアの心をくすぐる作品だったとも思います。特に「弾は必ず避けなければならない」という固定観念を打ち破ったカラーチェンジ&弾吸収システム…(同じ色の弾に当たるとむしろエネルギーとして蓄積できる)は、かなり画期的だと評価されていましたね。

まずこのキットは、従来のオーソドックスな組み立てスタイルのメカニックキットではなく、バンダイで言えばEXシリーズのようにリアル感を重視したエアモデル、あるいはガンプラのような雰囲気のメカニックプラモデルです。非常に小さなパーツが多数あり、ほとんどは接着剤を使って組み立てる必要があります。また、鋭くて繊細なパーツが多いため組み立ても難しく、完成後も非常に慎重に扱わなければならないという点で、従来のバンダイ・コトブキヤ式のメカニックプラモデルとはまったく異なります。

このような精密なパーツ構成のため組み立て時間もかなりかかりますし、パーツの紛失リスクも高いのですが、さすがコトブキヤらしく素組みだけでもかなり雰囲気のある設定色を見せてくれています。もちろん設定画と見比べると色が合っていない成形色の部分もありますが、そもそも元の機体のカラーリングを知っている人はほとんどいないわけですし(笑)

これほど繊細で精密なエアモデル的なキットでありながら、意外にも可動すべき部分はしっかりと動く可動式メカニックフィギュアとしての側面も持ち合わせています。バインダーやランディングギア、接続部などがすべて可動し、それによって意外にもさまざまな飛行形態を再現することができます。

特に「力の解放」と呼ばれるハッチオープン状態も再現されており、これはゲーム中で機体色と同じ色の弾を吸収して蓄積したエネルギーを一気に放出する状況(いわゆる必殺技!)を指します。スライド可動式でないのは少し残念ですが、それでも脱着式でしっかりと再現してくれています。また本体とあわせて、これまでにないほどスタイリッシュなスタンドも付属しており、ゲーム中のものよりさらに華やかなデザインを誇っています。やはりゲームのメカニックデザイナーが直接全体のデザインを手がけたからでしょうね。

元々の斑鳩というゲームが好きだった方にとっては非常に嬉しいキットになりそうですが、ゲームを知らなくてもメカニック的にかなり魅力的なキットであることは間違いありません。ミリタリー・エアモデル的な精巧で繊細なSFメカニックプラモデルを作ってみたい方には強くおすすめしたいですが、もし難しい組み立てが苦手な方には見送りをおすすめしたい、そんなキットです :-)

飛鉄塊 斑鳩 [白] | 2011.6 | ¥4,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。