Kit Review
素組み
素組み
このキットは、コトブキヤの美少女プラモデルとして発売されたルーデンスです。ルーデンスはメタルギアシリーズで有名な小島秀夫が設立したコジマプロダクションのマスコットキャラクターで、もともとは重厚で男性的なイメージでしたが、スリムな美少女プラモデルスタイルとしてコラボ商品化されました。
小島氏のネームバリューが非常に高いこともあって、発売前から話題を集めていたキットでもあります。そうした期待を意識してか、コトブキヤ側もかなり力を入れて開発した跡があちこちに見られます。基本的な構成はこれまでのフレームアームズ・ガール/メガミデバイスに近いですが、アップグレードされたポイントもいくつか見受けられます。
まず挙げられるのが股関節の構造で、最近採用され始めた股関節の上下スライド拡張ギミックに加え、胴体と股関節をつなぐ関節部に左右へも広がるギミックが追加されました。おかげで脚を下・横にわずかに引き出して動かすと、ほぼ360度自在に回転できるほど柔軟な股関節の可動を実現しています。
また、微妙に渋い部分とゆるい部分が混在していた従来の美少女プラモデルと異なり、全体的に関節がスムーズになりつつ保持力も向上しています。さらにコトブキヤ特有の硬い素材感がかなり和らぎ、ほぼバンダイ製品に近い柔らかな素材感が感じられるようになり、組み立てやすさも改善され、ゲート処理もずいぶん楽になりました。
そのほか、素体形態への変換や3種類の顔の取り付け方式などは従来と同様です。アクセサリーとして別途塗装済みのスピアフラッグと2種類の旗が付属しており、旗にはルーデンスの文様が印刷された状態で梱包されています。特徴的なスカルマスクは、顔の代わりに装着するタイプと手に持てるタイプの2種類が別々に付属しています。
可動域の面でやや残念な点を挙げるとすれば、素体状態では柔軟に動いていた腰の関節が、スーツを着せると一切動かなくなってしまうことです。スーツを着用するとバックパックとつながる各種ベルトやパイプのせいで、意図的に腰関節が固定されるような構造になっており、設計上やむを得なかったようです。
このように、従来のコトブキヤ美少女プラモデルより一段階クオリティが上がった、完成度の高い仕上がりになっています。特に素材感の面でバンダイのプラモデルと比べて常に物足りなさがあったのですが、その差もかなり縮まった印象です。いずれにせよ、このキャラクターに興味があった方はもちろん、クオリティの高い美少女プラが欲しいという方にも自信を持っておすすめできる良キットです :-)
ルーデンス | 2020.2 | ¥6,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。