Kit Review
素組み
素組み
2014年発売のラプター以来2年ぶりに、マブラヴノンスケールの完全新規デザイン機体としてMiG-21 バラライカが発売されました。もともと「バラライカ」は三角形の形をしたロシアの伝統的な弦楽器の名前ですが、旧ソ連の戦闘機であるMiG-21の翼が三角形であることから、MiG-21戦闘機の愛称としても呼ばれるようになりました。マブラヴの機体は基本的に戦闘機をモチーフにしていますが、このキットはまさにその名のとおり、MiG-21戦闘機をロボット化したものと言えますね。
丸みを帯びた胴体と三角翼が特徴的なMiG-21とは少し異なる角張ったデザインですが、後部に付いたバーニアバインダーを見るとMiG-21の後部を模した雰囲気は感じられます。全体的に前作と比べるとやや丸みがあってシンプルな外観になっていますが、おかげで組み立てやすく、完成後の強度も他のキットより優れているように感じますね。
さらに、バンダイのAクラスMGも顔負けなほどガッツリ動く極上の可動域を誇っており、特に股関節の構造が非常に斬新な作りになっています。太もも内部に股関節ギミックが隠れていて、脚を横に引き出すと内部にあった股関節ギミックが露出し、脚の可動域を劇的に拡大してくれます。レビュー写真だけでは正確なイメージが掴みにくいかもしれませんが、実際に手で組んで触ってみると、その柔軟さと可動域に思わず感嘆してしまうギミックです。
そのほかにも、ガッツリ曲がる腕脚、2段階で動いて肩関節の可動を妨げない肩アーマー、肘と足首の関節を延長してさらに可動域を広げる機構など、さまざまな工夫が盛り込まれており、かなり派手なアクションポーズを決めることができます。また、適度なポリキャップの保持力のおかげで関節強度も安定しており、アクションフィギュアとして気軽にポージングを楽しめるキットでもあります。
このようにコトブキヤキットの中でも最高クラスの可動特性を誇るキットで、スカートのない下半身の構造をフルに活かして可動の極みを見せてくれる名作キットです。マブラヴキットにしては武装・アクセサリーがシンプルな方ですが、むしろこの相対的なすっきり感がスマートな印象を与えてくれたりもします。
いずれにせよ、原作でこの機体が気になっていた方や、デザインが好みに合う方には積極的にお勧めしたい名作キットです。バンダイキットしか作ったことがない方なら「コトブキヤでもこんなレベルのキットが出るんだ!」と感心できますし、マブラヴのインジェクションプラモデルをたくさん触ってきた方なら、目覚ましい技術の進歩に感嘆できる一品ですね :-)
MiG-21 バラライカ テオドール・エーベルバッハ機 | 2016.1 | ¥5,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。