Kit Review
素組み
Transformation
素組み
Transformation
スーパーロボット大戦専用SDシリーズ、S.R.D-S の第4弾としてサイバスターが発売されました。S.R.D-S シリーズはオリジナルデザインをSD形態に簡略化した製品群ではなく、パーツ構成はノーマルバージョンと同等レベルに合わせつつ、プロポーションのみをSDスタイルに変更しているのが特徴です。S.R.D-S サイバスターも、多数のパーツで複雑な形状を丁寧に立体化してくれています。
その一方で、ノーマルバージョンより腕や脚はもちろん胴体まで短くなっているぶんパーツが小さくなり、組み立てやすさはやや落ちる印象です。特に多くのパーツを組み上げて完成させても、キット自体が小さいので少々拍子抜けしてしまうキットでもあります。^^;
いずれにせよ、2006年発売のノンスケール サイバスターから10年後に発売されたS.R.D-Sバージョンということもあり、プロポーションとは別に全体的なクオリティはひと回り上がった印象です。また1年前(2015年)にノンスケールの精霊憑依バージョンとしてリニューアルされたことがありましたが、発売時期が近いせいか、精霊憑依バージョンと同程度のクオリティに仕上がっています。
可動域については短くなった手足のせいか大きな期待はできませんが、それなりにポーズを決められる水準にはあります。ただし各関節の保持力が固い箇所とゆるい箇所が混在していてバランスが良くなく、接着剤で固定しないとポロリしやすいパーツもちらほらあるため、組み立て時には注意が必要です。
何より背中に付いた大きな翼のせいで重心が後方に大きく偏るため、直立ポーズで自立させるのが難しいキットです。尻尾を下ろして床に突っ張らせながらうまくバランスを取ればある程度は保ちますが、別売りのスタンドを使って空中展示するほうがずっと楽でしょう。その代わり、スタンドに接続するジョイントパーツが透明素材で腰にしっかり固定されるため、スタンドに乗せた後の安定感はかなり良好です。
また、サイバードへの変形過程もノーマルバージョンと同等レベルでよく再現されており、ハイファミリア2基も小物として付属するなど、機能面でもノーマルバージョンに引けを取らない充実した構成になっています。サイバスターはスーパーロボット大戦でも人気の高い機体ですから、S.R.D-Sで登場するのは当然といえますが、全体的なクオリティはやや微妙と評価せざるを得ないところです。
キット自体はすっきりした印象なのですが…パーツが小さくて指先が痛くなる組み立て作業のせいで少々しんどく、重心が合わないため床に自立させにくく、ポーズを決めて飾ろうとするたびに後ろへ倒れてしまってちょっとイライラするかもしれません。一方で立体感や造形のクオリティはさすがコトブキヤと感じさせるほど優れているので、スーパーロボット大戦とサイバスターが好きな方には迷わずおすすめできます。ただ、S.R.D-Sのようなキットをとりあえず作ってみたいという方には、このキットよりもひと回り大きくクオリティの高いダイゼンガーをおすすめしたいですね。:-)
S.R.D-S サイバスター | 2016. 4 | ¥6,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。