Kit Review
素組み
素組み
スパロボシリーズ3番目のオリジナルキットはアルトアイゼンです。
スパロボをご存知の方なら、それなりにファンの多い機体だっただけに、それなりに期待を集めたキットで、兵器らしさをうまく表現した重厚なプロポーションと、小スケールながらも充実した色分けで綺麗に発売されました……が。
関節まわりに関しては、最悪のキットに挙げられてもおかしくない出来になってしまいました。
まずあの体格を考えると、可動域自体は最初からあまり期待していなかったのですが.. ポリキャップの保持力の問題が深刻でした。初版のアルトアイゼンは股関節のポリキャップが弱くて破れる事態が頻発し、股関節の破損はキット自体を自立させることすら困難にする、なんとも困った問題でした。
そこでコトブキヤも急いでヒュッケバインとともにアルトアイゼンも改訂版として発売することになり、ポリキャップ自体の耐久性の問題はひとまず解決されたように見えました。しかし依然として保持力の調整には失敗しており、股関節ポリキャップの締まりが弱くて脚がぶらぶらします.. 本体を持ち上げると脚がぶらんぶらんです。OTL
その代わり改訂版ではポリキャップがそう簡単には破れないようになったのはまだ救いで.. また静かに飾っておく分には大きな問題はないので、ある程度は許容できます。そしてそれ以外の部分、肩のスクエア・クレイモアオープンだったり、全体的な色分けだったり、重厚なプロポーションの部分は、1/144という小スケールにしてはかなり高い評価を与えられると思います。
コトブキヤとしてはアルトアイゼンの教訓を機に、以降に発売されるキットについては関節強度を概ね良好に仕上げるようになっています。(もちろん例外もありますが..)まだスナップフィットやポリキャップの設計・成形のノウハウがバンダイに比べて不足しているコトブキヤにとって、小さなポリキャップでずんぐりしたキットを作ることがいかに難しいかを思い知らされた、そういう意味で意義のあるキットと言えるでしょう。
いずれにせよ、関節強度の問題さえ除けばなかなか良いキットであることは確かで.. またコトブキヤキットの特性上、どうせ可動よりも立ちポーズ中心になるという点では、良いキットと言えるのではないでしょうか。:-)
> TOP
> TOP
アルトアイゼン | 2004. 12 | ¥2,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。