Kit Review
素組み
素組み
オリジナルのヒュッケバインから始まったコトブキヤのスパロボシリーズ、7番目のキットはヒュッケバインMk-IIIです。Mk-IIは当初1/100でリリースされたためか、1/144シリーズはMk-IIIが先に発売されましたね。
まずキットのサイズがかなり大きく、他のスパロボキットと並べると違和感を覚えるほどです。1/144スケールにもかかわらず通常の1/100ガンプラと同程度の高さがあり、設定上の全高が21.5m(頭頂高)もあるためです。
ヒュッケバインMk-IIIは、これまでのスパロボキットと比べてさらにもう一段クオリティがアップしたキットです。サイズが大きいだけでなく、構造的な問題点も一部改善され、それに伴いポリキャップの保持力も向上し、可動域も広がっています。また一部にはまだ接着剤が必要に思える箇所もありますが、スナップフィットだけでもそれなりに安定して組み立てられます。結果として、キットの仕上がりがバンダイのガンプラにかなり近づいてきたと言えるでしょう。ただ、若干粗い表面と成形色がもう一歩という部分が少し気になりますが…色が濃いめなので、安っぽい印象はそれほどありません。
特に背部のマルチトレスミサイルの開閉ギミックもよく再現されており、ミサイル弾頭の色分けもしっかりされているので、フルオープン状態の迫力はかなりのものです。(大きなサイズも一役買っています)黄色や白の細かい部分の色分けも非常に良好で、全体的に文句のつけようがないスパロボキットの名作の一つと言えます。
いくつか惜しい点を挙げるとすれば、背中のマルチトレスミサイルパックが重くてポロリしやすいことと、左腕に装備されたファング・スラッシャーも固定がやや甘くて外れやすいことです。それ以外は全体的にクオリティが高いため、特に目立って気になる部分は見当たりません。
オリジナルのヒュッケバインとわずか600円差とは思えないほど、サイズ・クオリティ・パーツボリュームのすべてにおいてかなり大きな差を見せてくれるのですが、コトブキヤの価格設定はなかなか読めないところがありますね..
いずれにせよ、クオリティのばらつきが大きくてコトブキヤキットにアレルギーがある方にも安心してお勧めできる良作キットです。やはりどこかバンダイには及ばないものの、大きく劣るわけでもない、そんなキット。何より、実績ある造形師・角木基氏の洗練されたデザインをさまざまな面でうまく活かしているという点に高評価を与えたいと思います。:-)
ヒュッケバインMk-III | 2005. 12 | ¥3,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。