Kit Review
素組み
素組み
年に1つ出るかどうか…と思っていたスパロボラインナップに、少しずつ新作が登場してきましたね。このキットはスパロボキット第52弾として発売されたエグゼクスバインです。見るからにスタイリッシュなデザインで、スパロボを知らない方でもデザインだけで購買意欲をそそられる方が多いんじゃないでしょうか。
エグゼクスバインの最大の特徴は、なんと18基にも及ぶTリンクスライダーで、ガンダムのファンネルやビット兵器のような概念で、肩・前腕・サイドスカート・脚・バックパックなどに分散して着脱が可能です。これだけ多くのアクセサリーを取り付けると緩くなる部分も出てきそうですが、幸いTリンクスライダーの固定は大きな問題にならないレベルです。
またTリンクスライダーは一つひとつ展開することもできますが、専用スタンドがないので床に並べるしかなく、少し残念なところです。それと黄色いリング部分は色分けがしっかりされているものの、白い部分が色分けされていない点もちょっと惜しいですね。コトブキヤがランナー部分塗装に長けているとはいえ、18×2=36個にも及ぶスライダーパーツすべてに部分塗装を施すのはさすがに厳しかったようです。
武装はストライクシールド、Tリンクセイバー、ブラックホール・バスター・キャノンが付属します。Tリンクセイバーはストライクシールド内部に絶妙に収納でき、名前も大仰なブラックホール・バスター・キャノンはサイズも大きくデザインもカッコいいです。ただサイズが大きすぎるせいか、角度を調整しながら手に持たせるのが少し手間ですね。
可動域もたいていのバンダイキットを上回るほどで、よく動く腕脚に加え、驚異的なレベルの足首関節の可動域を見せてくれます。関節強度もすでに成熟したレベルに達しており、ぐらつく印象のあるキットではありません。
ただ、関節の動かし心地という点ではバンダイとまだ大きな差があり、関節が固すぎて動かし心地が悪く、実際にポーズを取らせるのが楽ではありません。一言で言うなら、関節が「ギシギシ」する感じとでも言いましょうか。タコのようにぐらぐらするよりはマシですが、保持力と動かし心地のバランスを取るのはやはり簡単ではなかったようです。
また2010年以降のコトブキヤキットはスナップフィット機能がかなり改善されて、接着剤なしでもある程度組み立てられるようになっています。ただ一部の色分け用パーツの固定が弱く、結局少し接着剤が必要なキットです。
まとめると、コトブキヤの進化した設計技術が光る最新作として、優れたスタイリングと可動域、関節強度と武装の機能性を見せてくれる良いメカキットです。関節の動かし心地や一部の色分けに若干の惜しさはありますが、バンダイではなかなかお目にかかれないエッジの効いた個性的なデザインなので、価格は高めでも一度は手に取ってみてほしいキットですね :-)
エグゼクスバイン | 2014.10 | ¥6,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。