コトブキヤ バーチャロン

MBV-04-G テムジン (Ver.1P)

Kit Review

素組み

ライデンに続き、コトブキヤのバーチャロンシリーズとしてテムジン1Pカラー仕様が発売されました。ある意味テムジンがオリジナルの主人公的な存在なので、テムジンが先に出るべきだったような気もするのですが、順番が少し逆になってしまった感はありますね…。そして1P仕様で出たということは、やはり2Pカラーのカラバリも当然出るということ?

ライデンの場合、様々なギミックよりもとにかく大きなボディと細かい色分けにこだわっていたため、アクションフィギュアというよりはただ飾っておくスタンドフィギュアに近い印象が強かったです。しかしテムジンの場合は、比較的コンパクトな機体とスリムなボディのおかげで、可動域がかなり際立つキットに仕上がっています。

まず可動範囲自体も従来のスーパーロボット大戦系コトブキヤキットよりもはるかに優れており、中〜上級クラスのMG並みの優秀な可動域を見せてくれています。コトブキヤキットの弱点である関節強度についても適度にしっかりしていて、特に緩いと感じる部位もないことから、(テムジン発売前までは)コトブキヤキット屈指のアクションフィギュアキットと呼んでも差し支えないでしょう。

カトキハジメの独特な色の組み合わせのデザインが光るバーチャロンシリーズはテムジンも同様で、設定自体がかなり派手な色使いになっています。色分けに命をかけるコトブキヤの開発陣としては当然強い挑戦意欲を感じたことでしょうし、デカールに全面的に頼るハセガワのテムジンとは、かなり次元の違うテムジンが誕生しました。

ご覧のとおり素組みだけでも設定色のほとんどが再現されており、そのためコトブキヤキットらしくキットのサイズに対して膨大な数のパーツの組み合わせで構成されています。おかげで十分満足のいく色合いの素組み品が得られるのですが、個人的には特にビームランチャー部分の色分けが本当に素晴らしいと感じました。

ただしライデンと同様に、小さな緑のクリアパーツの接続がやや弱く、ポロリしやすい傾向があります。私の場合も結局接着剤を使って固定したのですが…クリアパーツの性質上、接着剤の跡が目立ちやすいため、組み立てに少々苦労しました。それと、いくらコトブキヤキットが進化したとはいえ、依然としてスナップフィットの接続に不安が残るため、できれば接着剤を必ず使うようにすると安心感が増す、という点も覚えておくといいでしょう。

いずれにせよ、改善された可動域と関節強度、さらに向上する色分けの技術などを見ると、なんとも嬉しい気持ちになります。バンダイでは出会えない個性的な、しかし市場性の低いメカたちを引き続き手にすることができるのですから。もちろん低い市場性と非効率な開発コストのせいで製品価格は常にバンダイの2倍程度という印象ですが、それでもこうしてこんな素晴らしいメカを形にしてくれることに感謝するばかりです。:-)

MBV-04-G テムジン (Ver.1P) | 2009. 3 | ¥4,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。