コトブキヤ ゾイド HMM

アイアンコング プロイツェン ナイツ

Kit Review

素組み

コトブキヤのゾイドHMMシリーズのPGとも称されるアイアンコングの2番目のバリエーションが登場、アイアンコング PK(プロイツェン ナイツ)です。本体は既存のものと同じで、成形色と武装が追加・変更されたバージョンです。全身の装甲が赤系カラーに変更されたことで、全体的に明るい印象になりましたね。

新たに追加された武装は、ビームランチャーを搭載した高機動ブースターパックで、本体から分離してランディングギアを下ろし武装を移動配置すると、支援機形態への変形も可能です。このうちビームランチャー部は既存のダークホーン・ハリー・スペシャルに付属していたものがそのまま流用されており、ビームランチャーを除く残りの武装はすべて新規パーツで構成されています。また左肩にはレーザーセンサーが追加され、左前腕には2連装パルスレーザーガンも新たに追加されています。

付随する要素として、バックパックと胸部、2連装パルスレーザーを繋ぐベルトリング・エネルギーケーブルが再現されており、なんと130個ものケーブルパーツを電線に通して作る必要があります。穴が小さいので一つひとつビーズ通しのように作業するのはなかなか大変ですが、完成すればかなり見栄えのするケーブルに仕上がりますね。

既存のアイアンコングおよびアイアンコング シュバルツバージョンと比べた本体の変更点としては、ポリキャップ部の関節強度が改善された印象です。正直、以前のアイアンコングは重くて大きなボディをポリキャップが支えきれていない感じがしていました。特に腕と肩部の保持力が弱く、本体が前に倒れ込みやすかったのですが、PK版は全体的な関節強度がかなり安定していて、どんなポーズを取らせても大きな不安がありません。特にシュバルツバージョンでも難しかった腕を水平に上げるポーズが、PK版では難なく決まる点は非常に満足です。

このように新たな武装と改善された関節強度により、全体的なクオリティはアイアンコングシリーズの中でも最高レベルです。その分パーツ数も増え、価格も16,900円と既存のアイアンコング(9,800円)やシュバルツバージョン(12,000円)に比べて大幅に上がっています。特にパーツ量が膨大なため、バンダイのPG以上の長い組み立て時間を覚悟する必要がありますが、裏を返せば長時間組み立てを楽しめるキットでもあります。

個人的にはゾイドの機体の中でアイアンコングが一番好きなのですが、全体的にクオリティがアップした印象で楽しく組み立てることができました。ただ、60枚ものランナーからパーツを探し出し、処理して組み立てていく過程はかなりの根気を要しました^^; いずれにせよ、ゾイドとアイアンコングが好きな方には最もおすすめしたい大型ゾイドキットですね :-)

アイアンコング プロイツェン ナイツ | 2016. 8 | ¥16,800

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。