Kit Review
素組み + スミ入れ + デカール
素組み + スミ入れ + デカール
MGウイングシリーズのガンダムサンドロックがエンドレスワルツ版として発売されました。予想通り着実に一つずつリリースされているMGウイングシリーズは、全体的に統一感のあるクオリティを見せてくれるキットです。すっきりとしたキット構成と無難な可動域・関節強度、充実した武装の再現など、従来の1/100とは明らかに差別化されたクオリティとプロポーションを持っています。
前作のウイング、シェンロン、デスサイズなどと全体的なクオリティも同水準ですが、デザインの特性上、黄色いパーツの精巧な色分けがより際立つキットです。シールドの色分けも印象的で、ヒート・ショーテルやビーム・マシンガンなどの武装再現も充実しています。またヒート・ショーテルにはシルバーとクリアレッドの2種類の刃が付属しています。
MGウイングシリーズの関節強度は全体的に非常に優れていますが、ガンダムサンドロックの場合は背中に巨大なヒート・ショーテルを背負っているため、重心バランスが心配になります。それにもかかわらず、立ちポーズやアクションポーズでまったく気にならないほど関節強度が高い点は印象的です。ヒート・ショーテル自体はサイズは大きいものの軽量なのもありますが、それだけ関節強度の設計がしっかりしているキットだという証でもあります。
MGウイングシリーズは独特の指パーツ交換式の手を採用していますが、前作では保持力がいまひとつで、個人的にはあまり好みの方式ではありませんでした。ところがガンダムサンドロックでは、この指パーツが武装とのかみ合わせが非常によく、大きなヒート・ショーテルをしっかりと保持できています。どんなアクションポーズを取ってもヒート・ショーテルを簡単には手放さないので、MG ガンダムサンドロックに限っては非常に満足のいく握力を発揮してくれています ^_^
全体的にすっきりと生まれ変わったMGの典型を示す良キットで、どこを取っても文句のつけようのない洗練されたクオリティを誇っています。それでもMGウイングシリーズに99点以上の点数をつけていない理由について、たまに抗議(?)をいただくのですが…MGウイングシリーズは全体的に文句のつけにくいクオリティながら、開発者の挑戦する姿勢のようなものが少し物足りない気がするからです。単純に古参ファンとしてウイングシリーズに辛い点数をつけたいわけではないのですが…精密な生産設備で大量生産されたインスタントキットのような印象があるためです。こうした職人気質という面で1%足りないところがあるから100点はつけないんです ^^ 100点を超えるためには、これまでとは異なる差別化された工夫や試みが必要です。(結局は私の好みの問題なんですけどね)
いずれにせよ、ウイングシリーズが好きで、ガンダムサンドロックが好きな方には非常に嬉しいキットになるでしょう。そしてMG ガンダムサンドロックは前作と比べてより安定した手触りとクオリティを見せてくれており、同じフレームを共用しながらも少しずつ技術が向上していて、新しいキットほど微妙にクオリティが上がっている感じは高く評価できると思います :-)
| MG XXXG-01SR Gundam Sandrock ver. EW | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★ | 新製品らしく完璧なレベル。 |
| 成形色/色分け | ★★★★★ | 黄色いパーツの精巧な色分け。特に頭部パーツの色分けは芸術的! |
| プロポーション | ★★★★★ | 従来の1/100とは差別化されたMGらしいすっきりとした仕上がり。 |
| 可動域 | ★★★★☆ | 最高クラスとまではいかないが、優れた水準。 |
| 関節強度 | ★★★★★ | 背中に大きな武装を背負っても十分な関節強度。 |
| 内部フレーム | ★★★★☆ | やや地味ながら、すっきりとした全身フレームの好例。 |
| ディテール | ★★★★★ | 過不足なし。色分け自体がディテールアップ効果を発揮。 |
| 武装/付属 | ★★★★★ | ヒート・ショーテルとビーム・マシンガン、シールドの充実した再現。 |
| パーツ数/価格 | ★★★★★ | 総計292パーツ。1,000円あたりのパーツ数76.8個。価格に対する内容は無難なレベル。 |
| 独自性/特異性 | ★★★★★☆ | MGになると何でもカッコよくなる ^^ |
| Dalong's Point : 99 pts. | ||
MG 1/100 XXXG-01SR ガンダムサンドロック EW | 2011. 10 | ¥4,200
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。