Kit Review
素組み + スミ入れ + デカール
動力パイプの組み立て方は、ランナーごとパイプを差し込んでから切り離して整える方式のようですが…
実際にパイプがあんな感じに全部曲がっているので、1〜2本以上は差し込むのが難しいです -_-;
つまり結局、一本ずつ切り離して整えてから差し込む方がずっと楽です。
素組み + スミ入れ + デカール
動力パイプの組み立て方は、ランナーごとパイプを差し込んでから切り離して整える方式のようですが…
実際にパイプがあんな感じに全部曲がっているので、1〜2本以上は差し込むのが難しいです -_-;
つまり結局、一本ずつ切り離して整えてから差し込む方がずっと楽です。
本当に久しぶりに!正統派宇宙世紀キットがMGで登場、待ちに待ったマラサイです。クオリティはさておき、発売されたこと自体に感激するオールドファンも多いであろう機体ですよね。ハイザックも出て、ネモも出て、リックディアスも出て、果てはディオまで出たのに、マラサイだけが出ていなかったわけですから。
いずれにせよ、発売前からオールドファンの期待を一身に集めていましたが、途中途中の開発レポートはそれほど期待感を高めてくれるものではありませんでした。ザクv2.0のような革新的な感触はもう難しいだろうという気もしましたし、最近の流れを見ていると、バンダイの開発陣も無理に開発魂を燃やしていない印象が強かったので。個人的には、少なくともディオよりはもう少し頑張ってくれるだろう、という程度の期待しか持っていませんでした。そして、まさにその感触どおりのキットが出てきました。
まず上の比較写真を見ればわかるとおり…パッと写真だけ見るとHGUCなのかMGなのか判断しにくいほど、HGUCマラサイの拡大コピー版といった印象で仕上がっています。まず成形色がほぼ99%同じ感じなのがその理由でしょうし、全体的なプロポーションやディテールまでほぼコピーのような雰囲気です。もちろん細かく丁寧に見ればMGの方が少しスマートで若干ディテールも多いのですが、ガンプラファンでも一目で見分けるのが少し難しいと感じるほどです。
もちろん、それだけHGUCのマラサイが優れたキットだったということもあるでしょうが、MGならではの確かな満足感を与えることには成功したとは言えないかな…。実物で見るとHGUCよりずっと大きくて重厚な印象なので、「MGはMGだな」と実感できる程度ではあります。
全体的なクオリティをひと言でまとめると、「無難」という印象です。特別に優れているわけではないけど、体格とデザインの割には良好な可動域、ガッチリ締まった感じではないものの特にゆるくもない関節強度、全身フレームをきちんと再現しているものの少々物足りないフレームのモールド…そしてシンプルさを追求した外装のディテールなど。もともとそこまで大きな期待はしていなかったのですが、ちょうど期待した通りのレベルに適度に応えてくれた感じですね。
MGとして評価できる点としては、まずモノアイにLEDユニットを採用している点が挙げられます。別売りでLEDユニットを購入する必要はありますが、その効果はなかなか良いと思います。照明に関係なく、目の部分が常に緑色にほんのりと光り続けてくれるんですよね。そのほか、前腕の小さなオレンジ色の部分まで細かく色分けされている点も評価できますし、百式のバリュートパックと組み合わせるための専用ジョイントパーツや、ユニークなバックパック用スタンド固定パーツなどは嬉しいボーナスです。
全体的には無難ではあるものの、気になる点もあちこちに見受けられます。まず、最近流行りの差し替え式の指を採用している点は不満です。プロポーション的には優れているかもしれませんが、ビーム・ライフルを持たせる際の固定がうまくいきません…。私の場合、あまりにも面倒になってレビュー用にライフルを持つ指にボンドを塗ってしまったのですが、それでもしっかりと固定できず、少しぐらつく感じがします。その代わり、平手タイプの可動式の手が付属している点で多少は補われていて、平手に限ってはプロポーションがなかなか良いんですよね。
そのほか、バリュートパック用パーツとユニークなバックパック側のスタンド接続パーツは嬉しいアイテムではあるのですが…この2つを組み合わせてスタンドに乗せるには、あまり相性が良くありません。重心が大きく崩れてしまうし、バックパック用スタンド接続パーツがバリュートパックとの固定力が弱くてすぐにポロリしてしまいます。そのため、スタンドの上でマラサイのバリュートパック装備ポーズをいろいろ試してみたのですが、結局上のレビュー写真のような中途半端に横たわったポーズ以外は特に決まるポーズもなく、私自身も不安で何度も落ちては外れるの繰り返しでした。
クオリティの観点で比較するなら…同じシリーズのMGキット——リックディアス、ハイザック、ネモと比べることができます(ディオは完全に別格として除外)。MG リックディアスとハイザックは体格のスタイルこそ良いものの、MGとしてはどこか釈然としない印象のキットでした…(特にハイザックがそうでしたね。呪われた宇宙世紀MGのひとつ ㅡ_ㅡ)。この2機よりはマラサイがあらゆる面で上です。そしてネモと比べると、同程度かやや上回る感じではあります。
ただ、これらのMGを久しぶりに引っ張り出していろいろ触りながら比較して出した結論は…巷の噂通り、既存のリックディアス/ハイザック/ネモとクオリティのバランスを合わせようとする意図(ㅡ_ㅡ)があったんじゃないかという気がしてきました。時間が経てば、似たような印象のキットになる可能性が高そうです。ひと言で言えば「クオリティは無難だけど、出てくれただけでありがたい連中」ということですね。
もちろん、何年も前に発売されたこれらのキットと新作のMG マラサイが同格に扱われるのは、マラサイにとって少々気の毒な面もあります。明らかにマラサイの方が少しずつ安定したクオリティではあるので。ただ、その差が…時間が経つにつれて微々たるものに見えてくるだろうという気がするのは、どうしようもないですね。;;
結論を言えば、予想通り、非常に力を入れて開発された、開発者の魂が燃え上がるような宇宙世紀MGでは決してありませんでした。しかしMG ディオで散々叩かれたせいか、それよりはコストパフォーマンスやクオリティが確実に上に感じられるため、少なくともディオよりは売れることは間違いなさそうなキットです。おそらくバンダイの開発者たちも…よほど力を入れるのでなければ、どうせコアなファンには似たり寄ったりに見えるだろうと判断した可能性が高いのではないでしょうか?(もしかしたら正確な予測かも!)オールドファンも目が肥えるだけ肥えてしまって、大きな称賛を得ようとして作った製品というよりは、とにかく大きく叩かれなければいいというマインドで基本に「適度に」忠実なキットという印象です。そして、どちらかといえば体格も大きめの「マラサイ」にしては4000円という安い価格が、すでにそのクオリティを物語っている価格なのかもしれません。
いずれにせよ、私のようなオールドファンの立場からすると、やはり… 出てくれただけでありがとうと言えるキットです。もちろん心のどこかに、久しぶりの決定的な一撃への期待がまったくなかったわけではないので、2%の物足りなさは残りますが。あまり大きな期待をせず、ただ懐かしく楽しむ気持ちで向き合えるなら、価格なりに昔の記憶を呼び起こしながら楽しめる良いキットだと思います。:-)
| MG RMS-108 Marasai | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★ | 肩のスパイクおよび各種パーツ分割はほぼ完璧。 |
| 成形色/色分け | ★★★★★ | 成形色は非常に優秀。頭部や前腕の色分けなど、最新キットらしい仕上がり。 |
| プロポーション | ★★★★★ | 優秀だったHGUCに近いものの、全体的に美しい仕上がり。 |
| 可動域 | ★★★★☆ | 悪くはないが、特別に華やかというわけでもないレベル。 |
| 関節強度 | ★★★★☆ | タイトな感じではないが優秀な方。握り込みはイマイチ! |
| 内部フレーム | ★★★★☆ | すっきりとした全身フレームだが、シンプルすぎる。 |
| ディテール | ★★★★☆ | 基本には忠実な感じだが、精密感があるわけでもない。 |
| 武装/付属 | ★★★★★ | 基本構成に忠実、ユニークなスタンド固定部とバリュートパックパーツ付き。 |
| パーツ数/価格 | ★★★★★ | 総計362パーツ。1000円あたりのパーツ数90.5個。久々にコスパ豊かなキット。 |
| 独自性/特異性 | ★★★★★★ | 無難さの極みといった感じだが、出てくれたことに感謝 T_T |
| Dalong's Point : 98 pts. | ||
MG 1/100 RMS-108 マラサイ | 2012. 5 | ¥4,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。