Kit Review
素組み + スミ入れ + デカール
サイドスカートの中間部分が折れ曲がって大きく跳ね上がる新ギミックが追加されました。
アップグレード版らしいギミックではあるのですが……太ももが太めなので、脚を動かす際にこの部分がポロリしやすい傾向があります。
素組み + スミ入れ + デカール
サイドスカートの中間部分が折れ曲がって大きく跳ね上がる新ギミックが追加されました。
アップグレード版らしいギミックではあるのですが……太ももが太めなので、脚を動かす際にこの部分がポロリしやすい傾向があります。
2003年にMG エールストライクガンダムが発売されてから、実に9年が経った2012年になってようやく残りのSEEDガンダムのMG化が始まりました。その後1年の間にデュエル、ブリッツ、バスター、イージスが相次いでリリースされ、昨今のトレンドらしくフレームと装甲の多くを共用化した効率的な設計が採用されました。
そして9年という年月の差があるため、主役のストライクよりも新たに登場した周辺の(?)ガンダムたちのクオリティの方が高いという状況はどうしようもなかったのですが……案の定、予想どおりSEED Xフレームのランナーと装甲をベースにMG ストライクも新版にアップグレードされました。それがMG エールストライクガンダム Ver.RM(リマスター)です。
一般的には エール・ストライク Ver.2.0 という名前で出るべきだったと思うんですが…最近アニメがリマスター版として新たに公開されたのを宣伝するために(??) Ver.RM と命名したようです。まあ結局のところ、MG ストライク 2.0 と思えばいいんでしょうけどね ^^;
基本性能がしっかりしたSEED Xフレームに、最新スタイルにリモデリングされたプロポーション、そして効率的かつスッキリと色分けされた装甲を組み立ててみると、10年という歳月の差がひしひしと感じられます。10年前のMG ストライクも可動域やスタイル面で優れたキットでしたが、それでも10年あれば世界が変わるわけで…こうしてはっきり差が出てこそ意味があるってもんですよね ^^
このように構成・可動域・保持力・ディテールのすべての面でまるごとアップグレードされているんですが、特に精巧で細かくなったディテールと、驚くほどしっかりした関節強度がとても印象的です。10年前のバージョンは正直、関節強度の面で少し不安なところがあったんですが、新しく出たVer.RMは本当に全身がガッチリ締まった感じで、安定感が抜群です。大きなエールパックを背負ったままピシッと立てるくらい、足首関節も優秀ですよ。
特にディテールとギミック面では、エールパックはまさに見違えるほど進化しました。ディテールと立体感は2〜3倍は良くなっていて、翼部のフラップも可動式になり、パーフェクト・ストライク用のスライドギミックなども追加されて、本体よりエールパックのアップグレードのほうがより強く伝わってきますね。
さらに既存のMG ソード/ランチャーパックを活用できるようジョイントパーツとギミックまで付属しており、ついにちゃんとしたMG パーフェクト・ストライク・ガンダムが再現できるようになりました。基本的には別売のMG ソード/ランチャーパックを完全装着できる仕様になっていて、パーフェクト・ストライク用のランチャーパック弾倉ギミックまで追加されており、きちんとした構成を見せてくれています。ただ、分厚い両側のソード/ランチャーの肩装甲とエールパックのビームサーベル部が干渉するという問題は依然として残っています。そのためスタイリッシュなポーズを決めるのは難しいんですが、パーフェクト・ストライクの特性上、その見た目そのものがカッコいいんですよね。
全体的にほぼ文句のつけようがない完成度を感じるキットで、主人公機だけあって開発段階でより丁寧に作り込まれた印象があります。それでもいくつか惜しい点を挙げるとすれば、新たに採用された中間可動式のサイドスカートは斬新なんですが…太ももが太いせいで、脚を動かしているとスカートの中間部分が分離してしまうことがたびたびあります。気をつければ済む話ではあるんですが、他の関節がとにかく頑丈なだけに、相対的に弱く見えてしまう面があります。それとエールパックの翼の可動式フラップ両側のパーツがポロリしやすい傾向があります。私の場合も何度もポロリしてしまったので、少し接着剤で固定したんですが、やはり相対的に惜しさが残る部分ではあります。
まとめると、このキットは10年前のMG ストライクからスタンドだけをそのまま流用し、すべてのパーツが新たにアップグレードされており、パーツの約40%は2012年に発売された他のSEED MG ガンダムのフレームと装甲を再利用したキットです。10年前のMG ストライクも優れたキットでしたが、可動域・関節強度・ディテール・アクセサリー・機能性など、あらゆる面がしっかりアップグレードされています。
かつてのMG エール・ストライクを楽しく作った方や、ストライク・ガンダムが好きな方には、ぜひ作ってみてほしいと強くおすすめしたいキットです。特に10年も経っているのに、しかもパーツ構成がはるかに精巧になりパーツ数も100個以上増えているにもかかわらず、わずか400円しか値上がりしていない価格には正直驚かされます。(3800円から4200円へ)おかげでコスパは本当に優秀な印象。
私自身、出るべきキットが出た感じで大した期待もなく作り始めたんですが…スムーズな組み心地に加え、完成後の優れたディテールと可動域、そして非常にしっかりした関節強度など、あらゆる面で高得点が出て当然のキットでした。ただ、なんとなく10年前のアナログ的な味わいのMG ストライクと比べると…Ver.RMはどこか過剰にスッキリしたデジタル的な印象も受けます。完璧に近いクオリティではあるんですが、コンピューターを使った最新CAD設計の勝利という面で、なんとなく後味がほんの少しもやっとするというか…単なるオールドファンのぼやきでしょうかね? :-)
| MG GAT-X105 Aile Strike Gundam Ver. RM | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★☆ | 最新技術で生まれ変わった、高級感ある装甲の色分け |
| 成形色/色分け | ★★★★★ | 当然パーフェクト。エールパックの色分けも完璧。 |
| プロポーション | ★★★★★ | 小さくなった頭部、スリムな肩の最新プロポーション |
| 可動域 | ★★★★★ | 進化した股関節、よく曲がる脚部、柔軟な腰部… |
| 関節強度 | ★★★★★★ | ガッチリ締まった頑丈な関節。オリジナルバージョンとは比較にならない。 |
| 内部フレーム | ★★★★☆ | クオリティは優秀だが、再利用されたフレーム… |
| ディテール | ★★★★★★ | 前作比で装甲・フレームともに大幅アップグレード! |
| 武装/付属 | ★★★★★★ | 完全リニューアルされたエールパック、そしてパーフェクト・ストライカーのギミックまで! |
| パーツ数/価格 | ★★★★★☆ | 総370パーツ。1000円あたりのパーツ数88.1。最近では珍しいコスパの良さ。 |
| 独自性/特異性 | ★★★★★★ | 「確かな」アップグレードとは、まさにこういうこと。 |
| Dalong's Point : 110 pts. | ||
MG 1/100 エールストライクガンダム Ver.RM | 2013. 5 | ¥4,200
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。