Kit Review
素組み + スミ入れ + シール
素組み + スミ入れ + シール
2009年にMG ガンダムエクシアが発売されてから10年後に、ガンダムデュナメスもMG化されました。なぜ今さら?と思うほど遅すぎる気もしますが、おそらくネタ不足の問題で以前に企画されながら保留になっていたキットが今になって出てきているのかもしれません。
発売の背景はともかく、大して期待せずに組んでみて正直驚きました。予想以上のクオリティだったからです。特に可動域と関節強度のバランスが非常にうまく調整されていて、スムーズに動きながらもしっかり保持できる最高の操作感を実現しています。もちろん以前にも可動域と関節強度のバランスが優れたMGはありましたが、このガンダムデュナメスは歴代のキットをさらに一段上回る、過去最高クラスの完璧なバランスを見せてくれています。
四肢が完全に折りたためる可動域はもちろん、かなり広い範囲で動く股関節スライドギミックも確実に機能しています。それ以外にも腰と首も柔軟に動き、足首もよく動くので、さまざまなダイナミックなポーズが取れます。特にデザインの特性上、足が小さくて不安定になりそうなポイントなのですが、歴代屈指の強靭な足首関節が採用されているおかげで、小さな足でもしっかりと機体を支えることができています。
また機体の特性上、GNシールドやGNフルシールドといったアクセサリーが多く付いていますが、さまざまなポーズを取っても簡単にポロリしません。このように優れた可動域を活かしてあちこち動かしてもポーズがすぐに決まるので、ポージングがとても楽で快適です。バンダイが目指すアクションフィギュア的プラモデルとして、頂点に立つキットと言えるでしょう。
そのほかにも、差し替え式の指パーツを取り付ける際に左右を間違えないよう固定ピンの位置を左右で変えるという細かい工夫も光ります。また、すべての武装グリップが固定ピンで結合される構造になっているため、握り込みの問題もスッキリ解決されています。可動と保持という点では、最も完成度の高いMGと呼んでも申し分ないでしょう。
あえて不満点を挙げるとすれば…すべてのパーツが非常にしっかり固定されているのですが、脚の横に取り付けるGNビームピストルの収納部が時々ポロリすることがあります。保持力が悪いわけではなく、構造上引っかかりやすい場面が多いためなのですが、あくまで相対的な話であって、固定自体がゆるいわけではありません。
そのほかMGならではの特徴として、フロントスカートと膝部分のミサイルポッドオープンギミックが再現されており、背面のGNバーニアには連動展開ギミックが採用されています。MG エクシア同様にホログラムパーツも採用されており、GNドライヴには別売りのLEDユニットも使用できるようになっています。
全体的に見て、文句のつけようがないクリーンなクオリティで大きな満足感を与えてくれるキットです。特に可動と保持力に関しては、歴代最高のMGと言い切れるほどの出来栄えです。もっと早くこのレベルで作れていたなら、他のMGもすべてこのクオリティで出してほしかったと思わずにはいられませんね。
ガンダムデュナメスが好きだった方はもちろん必買いアイテムですし、この機体にそれほど興味がなかった方にも強くおすすめできるキットです。バンダイのガンプラ究極のラインナップであるMGの中でも、最高の組み心地というのがどんな感覚なのか、気になりませんか? :-)
| MG GN 002 Gundam Dynames | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★ | 一部の武装を除き、スッキリきれいに処理されている |
| 成形色/色分け | ★★★★★ | 細かい部分まで丁寧に色分けされている |
| プロポーション | ★★★★★★ | ポーズがしっかり決まる |
| 可動域 | ★★★★★★★ | 極限の四肢の折りたたみと各種可動ギミックにより、歴代屈指の可動域を実現 |
| 関節強度 | ★★★★★★★ | スムーズでありながらしっかり保持できる完璧な保持力。強靭な足首。 |
| 内部フレーム | ★★★★★ | 完全な全身フレーム |
| ディテール | ★★★★★ | ごちゃごちゃしすぎず、かといって物足りなくもない、ちょうどいいバランス |
| 武装/付属 | ★★★★★ | ガンダムデュナメスのアクセサリーを完全再現 |
| パーツ数/価格 | ★★★★★★ | 総370パーツ。1000円あたりのパーツ数82.2個。優れたコストパフォーマンス構成 |
| 独自性/特異性 | ★★★★★ ★★★★★ | 可動域と関節強度において歴代最高のクオリティを誇るMG。 |
| Dalong's Point : 122 pts. | ||
※ MGにのみ適用される採点システムは、20年前のファースト1.0から続く採点体系のため、
品質が全体的に底上げされた最新キットにまで一律に適用するのは、正直あいまいです。
どのみち私個人の評価にすぎず、年月によるキット品質の差まで明確に反映するのは難しいので、
あまり深く考えず、参考程度にご覧いただければと思います。
(100点以上のキットは、昔に比べて品質がかなり良くなった、という程度に理解してください)
MG 1/100 ガンダムデュナメス | 2019. 3 | ¥4,500
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。