MG ZGMF-1017

MG 1/100 モビルジン

Kit Review

素組み + スミ入れ + シール

ガンダムSEEDに登場するモビルジンがついにMG化されました。活躍ぶりとバリエーション展開の可能性を考えると、もっと早く出ていてもおかしくない機体でしたが、2003年にHGが発売されて以来、1/100も出ないまま18年越しでMG化されましたね。もちろん、遅れた分だけ最新クオリティで登場しています^^

まず、MGガナーザクウォーリアで導入されたザフトフレームのランナー3枚が流用されています。四肢のフレームの大部分はザクウォーリアと共通ですが、モビルジン用に変更されたフレームのおかげか、微妙にブラッシュアップされた印象を受けますね。全体的な構造や可動の特性は同じなのに、可動感の完成度が上がった感じ?もしかするとガナーザクウォーリアのような大きな背負い物がないからそう感じるのかもしれませんが、モビルジンのスラスターバックパックも負けず劣らず大きいです。それでも可動の妨げになったり重心を崩したりすることもなく、どの角度に展開しても引っかかりがありませんね。

このように全身の可動部がスムーズに動きながらも、狙ったポジションにしっかり固定されるので、ポージングがとても快適です。柔らかければ保持力が落ちがちで、硬ければ固定はしっかりするものの可動感が窮屈だったり、部位ごとのバランスが崩れやすかったりするものですが。一言で言えば、バンダイが関節強度バランスの黄金比を見つけ出した感じで、長年の研究と改善の末についに「完璧な可動フレーム」が完成したような印象です。同系フレームのMGザクウォーリアも優秀でしたが、微妙に物足りなかった2%が埋まった感じとでも言いましょうか。

ただ、四肢の可動域自体は優秀な一方で、思ったより肩や腰の可動範囲が狭くて少し惜しいところもあったのですが……可動感が気持ちいいので許せてしまう気分です。そのほか、足首の可動範囲が広いので地面でのポージングもしやすく、付属のスタンド用ジョイントパーツも十分に機能しています。握りの問題や保持力不足でポロリするパーツもなく、全身がとてもしっかりした印象で、アクションプラモデルとして最高クラスの完成度を誇ると評価できそうです。

ただ、好みが分かれそうな部分もあって、がっしりとした装甲とたくましいプロポーションは好みを選ぶかもしれません。元のデザインよりもさらにボリューミーな仕上がりになっています。またSEED特有のオーバーディテールが炸裂しており、すっきりとした外見を好む方には少し重たく感じられるかもしれませんね。個人的にはモールドが増えることで、より「兵器」らしい雰囲気が出て好きなのですが……

あえて惜しい点を挙げるとすれば、素材が柔らかい分、破損の恐れがあるパーツがあります。私の場合、上のレビュー写真にも写っていますが、重斬刀のゲートを処理していたら中間部分があっさり折れてしまいました。特に強い力をかけたわけでもないのに折れてしまって驚きましたT_T 結局接着剤でくっつけましたが、素材が柔らかいパーツは慎重に扱う必要がありそうです。それからザクウォーリアと同様にフレームのディテールが単調な点は短所として挙げられますが、こちらも抜群の可動感でかなりカバーされている部分です。(もちろん下の採点表ではフレームの点数は引いていますが……)

いずれにせよ、SEEDファンなら「ついにモビルジンがMG化された!!」と叫びたくなるはずで、遅れた分だけ最も完成度の高いアクションプラモデルとして登場しました。頭から足先までスムーズかつ頑丈な可動ギミックは完璧なソリューションを提供しており、キット全体の完成度も文句のつけようがない仕上がりです。これだけの出来なら、迷わずオススメできるガンプラリストに十分入る資格があると思います :-)

MG ZGMF-1017  Mobile Ginn
分野評点分析
合わせ目★★★★★ライフルの一部を除けば完璧。
成形色/色分け★★★★★MGの名に恥じない十分な出来栄え
プロポーション★★★★★たくましいイメージ。プロポーション自体は好みが分かれるかも。
可動域★★★★★やや窮屈な肩、無難に平均以上の四肢の可動域
関節強度★★★★★
★★★
滑らかで頑丈な、完璧な可動感の実現
内部フレーム★★★★全身フレームながらディテールは単調。
ディテール★★★★★好みは分かれるが、オーバーディテールが炸裂。
武装/付属★★★★★基本武装をきれいに再現
パーツ数/価格★★★★★総パーツ数278個。1,000円あたりのパーツ数:64.65個。この価格でこのクオリティ!!
独自性/特異性★★★★★
★★★★★
組み立て感と可動感においてバンダイが最適解を見つけ出した。
Dalong's Point : 118 pts.

※ MGにのみ適用される採点システムは、20年前のファースト1.0から続く採点体系のため、
品質が全体的に底上げされた最新キットにまで一律に適用するのは、正直あいまいです。
どのみち私個人の評価にすぎず、年月によるキット品質の差まで明確に反映するのは難しいので、
あまり深く考えず、参考程度にご覧いただければと思います。
(100点以上のキットは、昔に比べて品質がかなり良くなった、という程度に理解してください)

MG 1/100 モビルジン | 2021.4 | ¥4,300

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。