Kit Review
素組み + スミ入れ + デカール
素組み + スミ入れ + デカール
「バリエーションも進化する」
量産型ズゴックが出たとき、誰もが当然予想できたシャア専用バリエーションです。問題はいつ出るかだけでした。青みがかった量産型ズゴックも品質が高かったので、おそらくそのまま成形色だけ変えて出てくるだろうと思っていたのですが…驚いたことに、短期間でも進化したバリエーションとして発売されました。
まずパーツが21個追加されながらも価格はそのまま。量産型から変更された点は以下のとおりです。
1. 関節部を大幅変更。
関節内部の連結パーツとポリキャップ一式が変更され、関節以外にも軟質ゴム製の腱が2本ずつ追加されました。従来の量産型ズゴックの関節は固定がやや曖昧でガタつきが生じていたため、本体を持って揺らすと腕脚がわずかに(それほどひどくはありませんでしたが)ぐらつく感じがありました。シャア専用ズゴックではこの内部関節をより長く、そして接続するポリキャップのサイズをより長く深くすることで、関節をはるかにタイトに固定してくれます。もうぐらつくこともなく、ポロリしにくい頑丈な関節になりました。
さらに変更された関節構造は伸縮しやすくなっており、節ごとに伸ばしたり縮めたりすることも可能です。そのため節を少し伸ばした状態にすると、量産型ズゴックより背が高くなり腕も長く見えます。追加された2本の軟質ゴム製の腱も、節と節の間からよく見えるためディテールをさらに引き立てています。このように関節部分は大幅な改修が施され、完成度がより高まりました。
2. 4本指クロー追加
劇場版に登場する4本のクロー指も再現できるよう追加されています。3本指と4本指の両方を同時に再現できるわけではなく、どちらか選んで組み立てる仕様です。(つまりクロー部分はそれぞれ1セットずつしか追加されていません)
3. デカール追加
頭部カバーなどにデカールが大量追加されました。貼るのはちょっと簡単ではありません。
4. 上半身フレームの色がシンクロ!
量産型の上半身内部フレームの色がフレームカラーではなく関節部の色で成形されていて、少し浮いた感じがありましたよね。(参考写真)地味にこの点への不満が多かったのか、シャア専用機では上半身フレームの成形色が他のフレームと統一感のある色に変更されました。
従来の量産型ズゴックもかなりの品質でしたので、シャア専用機も内部フレームやディテール、プロポーションすべて素晴らしい出来です。特にズゴックシリーズは外装を外しやすい構造なので、レビューするのもとても楽です ^^;
わずか6ヶ月の間に発売されたバリエーションとしては、かなり多くの部分がアップグレードされた珍しいケースで、量産型を作ったことがある方にも新鮮で特別な印象を与えるキットです。量産型と比べれば当然シャア専用ズゴックの方が品質は高いですが、ゴッグと合わせて海鮮3点セットで揃えるとさらに良いアイテム。3つとも超高品質を誇ります。やはり日本が島国だから海産物が好きで…(あ、そういう話をしたかったわけじゃないんですが;;)
いずれにせよ、あまり期待していなかったバリエーションでしたが、思いのほか驚かせてくれる、サービス精神旺盛なバリエーションだということ。やはり「あのお方専用」だからでしょうか? ^^
| MG MSM-07 Char's Z'gok | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★ | 見当たらない… |
| 成形色/色分け | ★★★★★ | 成形色・色分けともに完璧。シャア専用はフレームの色も完璧。 |
| プロポーション | ★★★★★ | 一般的なガンダムよりはるかにがっしりした体格。プロポーションも最高~ |
| 可動域 | ★★★★☆ | 構造上、可動域が少し異なるキットですが、ズゴックには十分。 |
| 関節強度 | ★★★★★ | 量産型より改善された関節。もう関節に文句のつけようがない。 |
| 内部フレーム | ★★★★★ | ズゴックとは思えないほど素晴らしい出来。 |
| ディテール | ★★★★★ | 外装はもちろん、フレームのディテールも抜群。 |
| 武装/付属 | ★★★★☆ | 量産型に比べて追加された関節パーツとクロー。 |
| パーツ数/価格 | ★★★★ | 合計201個。1000円あたりのパーツ数:67個。同じ価格でパーツが21個増加。 |
| 独自性/特異性 | ★★★★★ | アップグレードされたバリエーション。最高クラスの品質を見せてくれる。さすがあのお方専用! |
| Dalong's Point : 96 pts. | ||
MG 1/100 シャア専用ズゴック | 2003. 11 | ¥3,600
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。