MG XXXG-01W

MG ウイングガンダム(Ver.Ka)

Kit Review

素組み + スミ入れ + デカール


2004年上半期最大の期待作などと言われ、大規模な品切れ騒動を巻き起こしながらWing Gundam Ver.Ka(early version)が発売されました。MG/HGUC/PGのほとんどをモデル化した現存最高のメカニックデザイナー、カトキハジメが新たにリファインしたシリーズ、Ver.Kaの第2弾です。

まずキットのクオリティは予想通り最高峰です。カトキの影響もあるでしょうが、あらゆる部分が最高レベルの品質です。難解なほど完璧なパーツ分割、最高水準の可動域とガタつきのないしっかりした関節、何度もリファインされたことが伺える優れたプロポーション、凄まじいデカール、隅々まで繊細なディテール…もはや言葉は要りません。長年のガンプラファンの多くがウイングガンダム系は手を出さないことが多いですが、私もそうでしたが、このVer.Kaだけは本当に素晴らしいデザインだと言わざるを得ません。

可動域については確かに非常に優秀なのですが…足首が前方向にほとんど曲がらないという致命的な問題があります。そのため実際にポーズを取らせる際の制約がかなり大きい点は残念です。可動域の面でMG ストライクとよく比較されるでしょうが、やはりストライクの驚異的な可動域にはウイングアーリーも追いつけませんでした。特に肩部と足首はストライクがあり得ないほど突出しているので…^^; また、長いバスター・ライフルをうまく持たせにくい点もあります。手が緩いわけではないのですが、バスター・ライフルのグリップの構造上しっかりと握らせることができず、ただ引っ掛けておくような形になってしまいます。

翼が大きくて支えるのが難しいかと心配していましたが…関節がとても硬いので、ぐらついて倒れるようなことはありません。むしろ翼があまりにも大きいので、先端を床に当てて支えることで、さまざまな格好いい安定したポーズが取れたりもします。なので上の写真をよく見ると、翼の先端の一つを地面に接地させていますね…とにかく長いので、それでも問題ないかと^^;

このウイングアーリーVer.Kaの欠点とまでは言いにくいですが、凄まじいオーバーデカールのセンスは本当に相当なレベルです。(-o-;) 以前のRX-78 Ver.Kaもシールとデカールのプレッシャーはかなりのものでしたが、ウイングアーリーはさらにひどいです。最初に数百枚を超えるシールとデカールの量を見て、余剰がずいぶん多く入っているんだな…と思っていたのですが、説明書通りに全部貼り終えてみると一枚も余らないようになっていましたよ -.-; 特にシール…どれも小さいのに、貼る箇所も狭いです。私の場合、シールとデカール貼りだけで7時間ほど費やしたと思います…

多くの方がそうされるように、私もシールの上下四隅をすべてカッターで切り取って、汚いシールの余白部分をきれいになくしてから貼るようにしているのですが…他のキットではこの作業はオプション的なものですが、このウイングアーリーはよほどのことがない限り「必ず」四隅を切り取ってから貼らなければなりません。(写真参照)そうしないと、貼る箇所が曲面が多くて狭すぎるため、周囲の余白部分がはみ出しまくってかえって汚くなってしまうからです。このようにシールの四隅をきれいに切り取るだけでも1〜2時間はかかります。

デカールも凄まじいのですが、ごく小さな文字をシールにせず、なぜ貼るのも大変なドライデカールにしてあるのか理解に苦しむほどです。これらは小さく切り取って、表面にセロハンテープを貼って貼りたい位置に固定してから、こすって転写する方法で貼らないと本当に非常に難しいです。そして翼部の大きなデカール…曲面がきつくて、テープでゆっくりゆっくり固定しながらこすっていかないと、十中八九途中で切れてしまいます(T_T)

このようにシールとデカール貼りの難易度が高いため、一枚もミスなく貼り切るのは本当に簡単ではないと思います…私も何箇所かはデカールを紛失(小さすぎて)してしまいましたし、少し貼り損じたところもあります。T_T 完成させるとプロポーションとディテールから来る感動は確かに素晴らしいのですが、大変なシールとデカール貼りのせいで二度と作りたくないキットの一つではあります。(^^;)全ガンプラを通じても(PGでもここまでではありません)、最も細かくて大変なシール/デカール貼りが必要なキットです…

華やかなボックスアート…高級素材の豪華な説明書…(ただしVer.Kaがそうであるように、ケースを開けると出てくる写真カバーはやはりありませんね)最高のクオリティ…歴代MGを通じても最高級の品質であることは間違いありません。私のようにウイングガンダムが普段あまり好きではなかった方でも一度作ってみる価値のある大作クオリティではあります。ただスタイルが…サイズも小さくてスリムすぎるという点が個人的に不満な方もいらっしゃるかもしれません。本当にスリムを通り越して華奢(?)に見えるほどのプロポーションです。ボリューム感を求める方にはオススメしにくいアイテムになりそうですが、スレンダーなスタイルが好きな方には最高のアイテムです。^^;

MG XXXG-01W  Wing Gundam Ver. Ka (early type)
分野評点分析
合わせ目★★★★★合わせ目を処理する箇所がほとんどない。あるとすればライフルくらい?
成形色/色分け★★★★★成形色は非常に優秀。色分けはパーフェクト。
プロポーション★★★★★素晴らしい!
可動域★★★★☆腕脚は非常に優秀だが、足首の可動域の制約が少し惜しい。
関節強度★★★★★十分に硬め。
内部フレーム★★★★★ほぼ全身フレームにモールドが深く、ディテールが繊細。最高水準。
ディテール★★★★★最高水準。
武装/付属★★★★☆付属品は少なめだが、翼が存在感を放ちライフルも立派。
パーツ数/価格★★★★総計305パーツ。1,000円あたりのパーツ数:87.5個。ボリューム対比の価格はやや割高な印象。
独自性/特異性★★★★ウイングシリーズの幕開け。Ver.Ka第2弾。凄まじい注文殺到事件の主役。
Dalong's Point : 94 pts.

MG ウイングガンダム(Ver.Ka) | 2004. 3 | ¥3,900

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。