MG RX-78-2

MG 1/100 ガンダム〔Ver.ONE YEAR WAR 0079〕アニメーションカラー

Kit Review

素組み+スミ入れ+デカール

Mk-IIも、ゼータも、ザクも、ゲルググも2.0で革新的なバージョンアップが行われている中で……むしろ主人公であるファーストだけがいまだにまともなバージョンアップを果たしていません。もちろん途中に1.5というどっちつかずのバージョンや、それなりにすっきりまとまっていたファー担とか、実質的に2.0の意味合いが強かったMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079もありましたが、それでも正式に「2.0」と呼べるキットはまだ登場していません。もちろん多くの方が予想されているように、そう遠くないうちにファースト2.0が発売されそうではありますが。

そんな中でも2.0以前の現時点で、これまで発売されたファーストの中で最高品質なのはやはりMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079(1年戦争/ペガサスバージョンガンダム)です。間違いなく非常によく作られたキットで、高い評価とともにベストセラーに名を連ねるキットです。そのMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079が、イベント限定版ではなくアニメカラーバージョンという公式の外伝MGとして発売されました。(つまり固有の発売番号を持つ正規ラインナップではありません)

このキットの基本構造は外伝らしく、既存のMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079と100%同一です。そのため構造・フレーム・可動域などの詳細については MG RX-78 1年戦争バージョン レビューをご参照ください。

ランナー自体はMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079と同一ですが、アニメカラーバージョンというタイトルに合わせて全体的な成形色がまるごと変更されています。そもそもMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079のパステルトーンのカラーリングは独特な色味でしたが、元に戻った形と言えるでしょう。明るくなったブルー、ソーセージ色から赤へ、明るくなったフレームなど……特に黄ばんでいた外装装甲が白ではなく、青みがかった「玉色(たまいろ)」に変更されています。これはFGガンダムや旧版ガンダムに近い色味で、オリジナルへの回帰を強く打ち出した成形色です。そのためこのキットは便宜上「玉担(たまたん)」と呼ぶことにします。^^;(ペガサスバージョン RX-78-2 ガンダム アニメカラーバージョン と呼ぶには長すぎますよね -)

この玉担の発売予告時は、成形色をちょこっと変えただけのシンプルな外伝だろうと思っていたのですが、意外にもあちこち気を配った部分が多い外伝です。まずMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079よりずっとかっこいいボックスアートは、見るだけで本能的に買いたくなるほどの好印象を与えてくれます。(^^;;) マニュアルもMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079とは異なり、表紙や説明などの構成が完全にリニューアルされた新バージョンで、ドライデカールもアニメバージョンとして新たにリファインされたものが封入されています。(シールは同じです)そのせいか、実質的にカラバリの正規ラインナップと言い張っても差し支えないアイテムではあります。

上の写真でご覧のとおり、玉担では特別にダロンネット初の薄めスミ入れを試みました。パネルラインが過剰に多い構造なので濃いスミ入れが少し重たく見える面もありますし、すでにMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079が真っ黒スミ入れバージョン(いわゆるダロン式二重スミ入れ)で仕上げてあるため、気分を変えてグレーのガンダムマーカーで作業しました。結果はほんのりと落ち着いた雰囲気でなかなかいい感じ……ただしMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079と比べるとわかるように、少し白っぽい…印象になりがちです ^^; 正直なところ、レビュー上でパネルラインやモールドをよりくっきり見せてくれる濃い二重スミ入れより、薄めスミ入れのほうが時間も早くてずっと楽ではあります……ゴホン;

いずれにせよ基本的に高品質なキットなので、作る手ごたえも可動域もディテールも、すべて満足のいく仕上がりです。MG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079の独特なカラーリングが苦手で、アニメ風の明るい成形色が好みなら迷わず玉担です。特にボックスアート一枚だけでも、MG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079より購買意欲をかき立てられそう……

MG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079を実質的な2.0として押し出すには、ザク2.0のクオリティがあまりにも圧倒的すぎるため……完全新金型によるファースト2.0の発売は避けられない流れになったようです。バンダイが突然玉担のようなものを出してきたということは、もうすぐ2.0(あるいは3.0と呼ばれることになるかも……)が登場する前に、効果的な商品だったMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079の金型を最後まで使い切ろうという意図ではないかと思います。特にMG ガンダム Ver. O.Y.W. 0079とガンダム1.5のトレードマークである脚部の一体フレームを見ると、以前に比べてゲートのバリがかなり増えています。つまりそれだけ擦り切れるほど使い回してきたということで……そろそろ次のバージョンのファーストに期待すべき時が来た、と語りかけているようですね :-)

MG 1/100 ガンダム〔Ver.ONE YEAR WAR 0079〕アニメーションカラー | 2007. 7 | ¥3,200

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。