MG MSZ-006

MG 1/100 Zガンダム Ver.2.0 HDカラー

Kit Review

素組み
+ デカール

Zガンダム新劇場版ブルーレイタイトル発売記念HDシリーズ第3弾として、MG
ゼータガンダム2.0 HDカラーバージョンが発売されました。このキットも基本的な
コンセプトは以前のMk-II HDと同様、グロスインジェクション+HDデカールを組み合わせた外伝
キットです。基本構造や変形過程などは MG
ゼータガンダム v2.0 のレビュー
をご参照ください。

ゼータ2.0 HDバージョンの成形色は、既存の通常版に比べて色味が明るくなり、
ほんのりオフホワイトがかっていた通常版の本体成形色に比べ、完全な純白で
成形されています。そこにグロスインジェクションが加わることで非常に鮮やかな
発色となり、青はやや濃く、赤と黄はほぼ同じ色味に変更されています。

結果的には.. 実は成形色だけをぱっと見ると、それほど大きな差には見えません。2つを並べると若干違いはわかりますが、ティターンズMk-II HDバージョンほどはっきりと光沢が出ているわけではありません。やはり白・青・赤が主体のガンダム系はグロスインジェクションの恩恵をそれほど受けにくい印象。グロスインジェクションはやはり色味の濃い機体でこそ効果がはっきり出るようです。

ゼータ2.0 HDバージョン発売前に懸念されていたのは、実のところ水転写デカールの部分です.. 変形キットという性質上どうしても手に力が入りやすく、変形中に水転写デカールがちゃんと貼り付いていられるのか?という不安がありました。もちろんトップコートを吹けば解決しますが、成形面の光沢を活かすために作られたグロスインジェクションキットにトップコートを吹くというのは、なんとも皮肉な話ですから..

幸いなことにバンダイもこれを事前に予測していたのか、Mk-II HDバージョンに比べて水転写デカールの数を減らし、透明シールを大幅に増やしてくれました。実際に変形させてみると、おおむね水転写デカール部分に手が触れなくても問題なく変形できるようになっており、水転写デカールは1枚も剥がれませんでした。HD Mk-IIでさえアクションポーズを決める際に1〜2枚のデカールが失われるのを覚悟しなければならなかったのに、個人的にはかなり頭を使ってうまく設計してくれたと感じます。

オリジナルのMGゼータ2.0のコンセプトは「完全変形」であり、そのぶん関節強度にやや不安な部分があったのは事実です。そしてグロスインジェクションで成形されたHDバージョンのメリットのひとつは関節の渋みが増すことですが、その点でゼータ2.0 HDバージョンは確実に恩恵を受けています。通常版に比べて関節強度がより安定し、手に取って動かすときにずいぶん扱いやすくなった印象です。^^

結論として、グロスインジェクションによる大きな変化はないものの、確かに全体的に鮮やかさが増した印象はあります。それでも一応HDカラーバージョンを名乗るわけですし.. HDTVのように明るく鮮やかな発色を目指すという点では成功していると感じます。さらに通常版より関節強度が高いにもかかわらず、通常版と同じ価格(5000円)なので、初めてゼータ2.0キットを購入しようという方には選択肢が広がったと言えそうです。いずれにせよ個人的には、ゼータ2.0はいつ作っても感動できるキットだと思います :-)

MG 1/100 Zガンダム Ver.2.0 HDカラー | 2009. 1 | ¥5,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。