Kit Review
素組み+
部分塗装+スミ入れ+デカール
素組み+
部分塗装+スミ入れ+デカール
可動域と内部フレームの面でひとつの革命を起こしたMGエールストライク発売後、華やかで多彩なストライカーパックのラインナップが期待されていましたが…カラバリのストライクルージュが出ただけで、その後はまったく音沙汰なしでした。そうして正確に3年が経ったのち、ストライクガンダムの新たなストライカーパックがMGとして初めて登場したのが、このI.W.S.P.です。
なぜアニメに登場するメインのストライカーパックであるソードとランチャーを飛ばして(肩にそれらを装着するギミックまで用意しておきながら)I.W.S.P.が出たのかはよくわかりませんが、とにかく発売前はそれほど大きな期待はしていませんでした。
「こいつら、また何かおまけを用意してるからカラバリキットで繋いでるんだろ?」まあそんな程度に思っていました。
ところがこれ、意外な大当たりです。^_^;
まずI.W.S.P.とはIntegrated Weapons Strike Packの略で、文字どおり複数の武装をまとめた統合型ストライカーパックという意味です。レールガンに105mm砲、翼の飛行ユニット、9.1M対艦刀まで、下手な 武装類をひとまとめにした大型ストライカーパックです。アニメには登場せず、SEED MSVの設定として存在するものです。
以前HGスケールでストライクルージュと一緒に発売されていましたが(1/144 HGストライクルージュ+IWSPレビュー 参照)、そこそこ評判は良かったです。でもMGはやはりMG。以前のHGとはとても比較にならない超ハイクオリティで生まれ変わりました。
最初は「どうせカラバリキットでしょ」くらいの気持ちでボックスを見て驚いたのが、これまで発売されたどのキットよりも迫力あふれるボックスアート!バンダイが最近ボックスアートにかなり力を入れているのは知っていましたが、これは本当に一目で引き込まれるボックスアートです。なぜかじっくり考えてみると、まず4000円クラスの大箱サイズなので箱の上面もかなり広いのですが、その広い面をMS一機で完全に埋め尽くしているからだと思います。男のロマンであるガトリングを前面に押し出している点も一役買っているようで..背景に戦場を敷いて他の機体もいくつか混ぜて風景画にするような一般的なボックスアートとは違い、これはボックス表面を主役に全振りして画面をぎっしり埋めることで、視線を一気に引きつけます。ネットに上がっている小さな画像ではなく、実際に実物大のボックスを見ていただければ、この意味が十分おわかりいただけると思います。
箱を開けてもう一度「おっ」となったのが、ランナーの約50%が新規パーツで、カラバリキットという感じがほとんどしないという点です。そして一目で色分けがかなりしっかりしていることも伝わってきます。この時点で何かただならぬ予感がしたのですが..やはりキットの真の感動は完成後の印象!想像していた以上に格好よさが半端ないです。@_@
まず、それなりに大きいと思っていたMGエールの翼を一瞬で見劣りさせてしまう巨大な翼に一度驚き、大きくて重厚でありながらディテールも素晴らしいメインバックパックに驚き、いつもシールで誤魔化していた翼部の色分けまで一つひとつ完璧に合わせてくれていることに三度驚かされます。まさにこんな感じです。「おお、こいつらずいぶん気合い入れてきたな.."
完成後にスタンドに飾ると、MGエールとは比べ物にならない重量感と細密さと迫力を感じることができます。この大きな翼だけでなく、色分けが際立つ9.1M対艦刀や、ディテールと色分けがしっかり決まったコンバインドシールドのガトリングまで、まさに重厚なボリューム感があります。最初はスタンドも小さくなったのにMGエールより400円も高いのはなぜだろうと思っていましたが、全部作り終えると「思ったより値上げ幅は少なかったんだな」という気持ちにもなります。
付属のスタンドは既存のウイングゼロカスタム版と同じもので、中間にMGエールのお尻に差し込めるアダプターパーツが追加されただけです。あの巨大なバックパックを見れば察しがつくと思いますが、このキットもスタンドがほぼ必須です。そもそもMGストライク最大の弱点として挙げられていたのが頼りない足首関節で、そのため大きなI.W.S.P.パックを背負って床に自立させておくのはかなり不安です。前後どちらに重心が崩れても倒れる可能性90%。ただしスタンドに乗せさえすれば見栄えのする機体です ^_^;
ただ、スタンド部分に少し不満なのは、他のキットのものをそのまま流用しているせいで若干ちぐはぐな部分があるという点です。本来2段階で角度調整できるスタンドなのに、前傾きの角度に固定すると重心が合わず必ず前に倒れてしまいます;; スタンドを後ろ寄りの角度に固定しても、重心を前に傾けると倒れる危険があります。さらにスタンドの固定部も可動しないため、さまざまなアクションアングルを作るのは諦めるしかないという点も.. T_T
そもそもMG エールと比べてかなり重めのキットなので、スタンドを固定するお尻パーツが本体ごとごっそり外れてしまうことが頻繁に起こります。スタンドとお尻のギミック自体はしっかり固定されるのですが、お尻のスカートそのものが本体との接続が弱いのが原因で、いっそ接着剤で固定してしまった方がずっと安定します。
スタンドに乗せていろいろなアクションポーズを取らせてみると、もともとのカッコよさがあるので、適当にあちこち動かすだけでも躍動感がビシビシ伝わってきます。しかも写真でご覧のとおり、ありとあらゆる武装のおかげで無数のポーズが再現できます。PG ストライクに入っていたグランドスラムまでおまけで付けてくれたのはありがたいんですが……メッキにしてくれなかったのがちょっと恨めしいですね ^^;; ここで「さすがバンダイ~;;」というセリフが出てきます。
成形色はオリジナル版と比べて全体的に重厚なトーンで濃くなっており、それだけでも魅力を感じる方がいらっしゃるかと。確かに色だけでも強そうに見えます。さらにあらゆる武装がてんこ盛りの巨大なI.W.S.P.まで装備しているので、このキットを見て感じること—— 「本当にめちゃくちゃ強そうなやつだ!」
結果的に、このキットに最もふさわしい言葉は「予想外の大当たり」です。あまり期待していなかったバリエーションキットなのに、オリジナル版をはるかに超える強烈なカリスマ性とクオリティを見せてくれる一品です。MG エールと3年の間隔があったからよかったものの、近い時期に出ていたらMG エールが霞んでしまっていたかもしれません……あのカッコいいと評判のMG フリーダムガンダムすら圧倒しそうな存在感と重量感とは、
ただ、一点だけ残念なこと……翼を折りたたむことができないため、展示スペースをものすごく取るという点……T_T そこだけはMG エールと比べて惜しさが残ります。とはいえ、バンダイがたまにこうして意表を突いてくれるのも、悪い気分ではありません。:-)
| MG GAT-X105 Strike Gundam + I.W.S.P. | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★ | I.W.S.P.レールガンにわずかな合わせ目が追加されているが、全体的には優秀 |
| 成形色/色分け | ★★★★★ | より重厚になった成形色。I.W.S.P.の色分けはほぼパーフェクト。 |
| プロポーション | ★★★★★ | 重量感とカッコよさが半端じゃない…… |
| 可動域 | ★★★★★ | もともと可動域は優秀なやつだから。 |
| 関節強度 | ★★★★☆ | 相変わらず足首アーマーと足首はイマイチ -_- スタンドがあってよかった…… |
| 内部フレーム | ★★★★☆ | 本体が少し寂しい以外は、相変わらず優秀な全身フレーム。 |
| ディテール | ★★★★★ | 本体も本体だが、I.W.S.P.のディテールは期待以上! |
| 武装/付属 | ★★★★★ | I.W.S.P.にコンバインドシールド、スタンドにグランドスラムまで付いて超豪華版~ |
| パーツ数/価格 | ★★★★★ | 合計334パーツ。1,000円あたりのパーツ数:79.5個。値上がりした理由も十分納得!!! |
| 独自性/特異性 | ★★★★★ | 武装パックが変わっただけでここまで印象をガラッとレベルアップさせるとは……予想外の大当たり! |
| Dalong's Point : 98 pts. | ||
MG 1/100 ストライクガンダム+I.W.S.P. | 2006. 10 | ¥4,200
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。