MGEX ZGMF-X20A

MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム

Kit Review

素組み+スミ入れ+水転写デカール

MGEXの第2弾としてストライクフリーダムガンダムが発売されました。MG ストライクフリーダムが登場したのが2006年ですから、実に16年ぶりのリニューアルとなります。ハイグレードなMGラインナップらしく、今回はPG UNLEASHEDのコンセプトを取り入れています。

まずこのキットの最大の見どころは、超豪華な内部フレームと言えるでしょう。3種類のトーンのメッキパーツ、2トーンのゴールドフレーム、メタルパーツまで6種類の質感で複雑かつ精巧に再現されており、PG UNLEASHEDと同形式のメタルシールと3D PETシールが採用されています。ただしPG UNLEASHEDのような多段階フェーズフレームではなく単一フレームではあるものの、従来のMGフレームとは次元の違うビジュアルを見せてくれますね。もちろん装甲を付けるとほとんど隠れてしまいますが、複雑で豪華なフレームを一段一段組み上げていく楽しさは、PG UNLEASHEDのような素晴らしい手応えと達成感を与えてくれます。

次に、既存のMGを超えるギミックを誇っており、肩とスカートにこれまでになかった展開ギミックが追加されています。腰の前後左右への可動ギミックにも斬新な構造が採用され、高品質なフレームと高い可動域を見事に両立させています。また膝と太もも、そして足首にはスライド/連動ギミックが採用され、ポージングとビジュアルの両面をアップグレードさせていますね。さらに股関節が外側に下がるギミックに加え、股関節と太ももをつなぐ部分が左右に動く新たな関節も追加されました。おかげで華やかなポージングはもちろん、空中で脚をクロスさせる独特のポーズも自然に再現できますね。

このように華やかな内部フレームと最高クラスの可動域、新しいギミックをすべてバランスよく盛り込んでいます。さらに強固な関節強度も加わって、従来のMGとは一線を画す極上のクオリティを実現しています。全体的に頭から爪先まで緩みのないガッチリとした保持力が素晴らしく、特にMGフリーダムは翼の固定部の関節強度が不安定でしたが、MGEXはレビューのために何度も動かし続けたにもかかわらず、初期の強度が維持されていました。また、武器を握る際のグリップ力の問題もなく、いつも外れていたサイドスカートのビームサーベルもしっかり固定されています。むしろ少しきつめに感じるくらいの関節強度ですが、フリーダムはこれくらいオーバーなほどタイトな関節のほうが良いと思います。いずれにせよ、バンダイの謳い文句どおり、PG UNLEASHEDのクオリティをMGクラスで味わえる感覚を確かに実感できました。

もちろん残念な点がないわけでもないので、以下に挙げてみます。

1. あの使い勝手の悪い可動指の手がまた入っていて、相変わらず可動中に指が「必ず」ポロリします。どうせ固定ハンドパーツが何種類か付いているので、ないものとして扱えばいいとも言えますが、ビームサーベルを持たせるにはこの手を使わざるを得ません。(-_-) バンダイの開発者たちは発売前に素組みもしないんでしょうか…自分たちで作ってみたらイライラするはずなんですけどね。とにかく、せっかく極上に仕上げたクオリティをわずかに損なうイライラポイントです。(我々には分からない大人の事情があるのかもしれませんが)

2. 白いパーツは色味も良く質感も柔らかくて好印象なのですが、こういった質感のパーツは耐久性が低めです。特に頭部アンテナが非常に折れやすく、ゲート処理中にパキッという音もなく静かにポキッと折れてしまいましたT_T それほど力を入れていなかったのに折れてしまって焦りましたが、とりあえず接着剤で補修してレビューしました。皆さんも組み立ての際はアンテナが折れないよう、くれぐれも慎重に扱ってください。

3. 全体的に保持力が高いのは良いのですが、一部は不便に感じるレベルです。代表的なのがドラグーンと翼の接続で、なんとも取り付けにくいんです。位置をしっかり合わせて力も必要で、何度も着け外しして慣れる必要があります。力を入れすぎて別の部分を破損させてしまう恐れがあるので注意が必要です。(緩いよりは百万倍マシですが)

4. どれだけクオリティが高くても、内容量に対して価格が少し割高に感じます。14000円は発売時点からプレミアム価格が付いている感じで、だいたい10000円くらいであればもっと満足度が高かったと思います。特に、なぜビームシールドを2基入れたのかが少し疑問で、劇中のデスティニーガンダムとの地球圏での対決シーンで2基のビームシールドを展開するシーンを再現させたいようですが、作例や説明もなく同梱されています。可動指の手とシールドを1基省いて価格を下げたほうが良かったのでは。

5. 水転写デカールのみ付属していますが、可動が売りのキットに水転写デカールはやはり困りものです…。私のように(レビューの都合で)トップコートを使わない人間は、水転写デカールが剥がれないかとヒヤヒヤしながら動かすことになるんですよね。まだVer.Kaほどデカールの量が多くないので2〜3時間あれば貼り終わりますが、アクションポーズを撮っている間にやはり何枚か消えてしまいました…(-_-)

詳しく書いていたら残念な点もそれなりに出てきましたが、結論としては現存する1/100ガンプラの中では屈指のクオリティであることは間違いないと思います。前作のMGEXユニコーンもありましたが、LED発光が核心だったため少し毛色が違うとも言えます。MGの基本であるフレーム、可動、ギミック、ディテールなどあらゆる面で比較対象のない極上のMGに仕上がっています。特にこれだけ細かくギミックを詰め込みながら、頭から爪先まで強固な保持力を実現しているのは改めて感動ものです。あえて比較できるキットを挙げるとすれば、同じコンセプトのPG UNLEASHEDくらいでしょうか。

多少高くても高品質なガンプラが好きな方、PG UNLEASHEDやフリーダム自体が好きな方には、ぜひ一度体験してほしい究極のガンプラだと思います。このキットはラインナップの時点でMGEXではなく、 MG UNLEASHEDとして発売されるべきでした :-)

MGEX 1/100 ストライクフリーダムガンダム | 2022.11 | ¥15,500

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。