Kit Review
素組み + スミ入れ
素組み + スミ入れ
このキットはPG アストレイ発売を記念して、初回予約者限定で制作された非売品キットです。発表当初は先着順と告知されていたため、かなりの混乱を招いたのは事実ですが、結果的には初回版のほぼすべてに同梱される形となりました。つまり初回限定特典に近い扱いになったわけです。
初回限定特典としては3000円相当以上のボリュームを持つ、かなり豪華なボーナスで、基本的な内容は以下のとおりです。
- 本体および武装の一部クリアパーツ装甲
- タイガーピアース & スタンド
- ビームライフル(余剰)
クリアパーツはかつてのPGファーストのカスタムセットと同じコンセプトで、装甲の一部をクリアパーツに交換する方式です。クリアが適用されているのは白い装甲と黒い装甲の部分で、赤い外装は対象外となっています。また基本的には胴体全体と左腕・左脚にのみクリアパーツが付属し、片側だけ露出した形を狙っているのですが、一部のパーツは右腕・右脚にも使えるものが余ります。(肩、手の甲、太もも など)
クリアパーツの品質は良好で、クリアパーツの特性上、内部フレームはもちろん外装裏のモールドまでそのまま透けて見えるため、かなり見栄えがします。ただし白い部分の透明度は非常に高い一方、黒いクリアパーツは透明度が低めで少し目立ちにくい印象です。腰に使われているグレーのクリアパーツも、位置的にあまり目立ちません。
クリアパーツと並んでスペシャルカスタムセットの目玉が、タイガーピアースという追加武装なのですが……実際にはガーベラ・ストレートと99%同じ刀です。基本構造は完全に同一で、一部だけ異なっている感じですね。まず赤い成形色が濃い色に変わっており、グリップのグレー部分も微妙に変更されています。さらにグリップの帯部分も黒いクリアパーツで再現されていて、全体的な色味は確かに違う印象を与えます。
やはりガーベラ・ストレートとタイガーピアースの違いは鞘よりも刀身そのものにあって、ぱっと見は形が同じに見えますが、まず色が違います。タイガーピアースはやや黄みがかったメッキが施されているので一目で区別でき、刀身をよく見ると波紋の模様も異なっています。特に刀の根元に刻まれた刀の名前が別の刻印になっているので、いろいろと「別の刀だ」と言い張ることはできそうです。
またスペシャルカスタムセットには、この2本の刀を飾るためのスタンドも付属しており、なかなか展示映えしそうですね。
最後に、ビームライフルは外見上は一丁まるごと完成するのですが……説明書では余剰パーツ扱いとされています。ビームライフルのランナーにタイガーピアースのグリップパーツが入っていたので一緒に入れただけ、ということなのですが、実際にビームライフルを組み立ててみると、サブグリップを固定するポリキャップパーツが抜けていて完全には完成しません。おそらくそのせいで余剰パーツに分類したのでしょう……。
いずれにせよ、4年ぶりのPG発売を記念した初回限定特典としては、本当に良いアイテムであることは間違いありません。MGクラスのキットをもう一つもらったようなものですし、いろいろと効果的なパーツばかりですからね。実際、後からPGファーストのように別売りキットとして出しても十分なレベルなのですが、カスタムセットとして発売するには収益性が微妙なため、いっそPGアストレイの初期販売数を伸ばすために初回限定品にしたのでしょう。
一つ気になるのは……外装を半分しか付けない代わりに、スペシャルカスタムセットが2セットあれば全身をクリアで覆えるということです。つまり、スペシャルカスタムセットを2セット手に入れるためにPGアストレイを2個注文する方もいそうで、そういった狙いが底に潜んでいる初回限定版なのかもしれませんね ^_^;(さすがバンダイ!)
PG 1/60 ガンダムアストレイ レッドフレーム 予約特典セット | 2009年3月 | 非売品(PGアストレイ レッドフレーム 発売記念 初回限定)
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。