Kit Review
素組み + スミ入れ + シール
サイドスカート上部にビームサーベルを収納できる構造になっており、
カバーを開けてビームサーベル中央のピンを内側に差し込んで閉じる仕組みです。
おかげで一度セットすればビームサーベルがポロリしにくいよう、非常に巧みに設計されています。
素組み + スミ入れ + シール
サイドスカート上部にビームサーベルを収納できる構造になっており、
カバーを開けてビームサーベル中央のピンを内側に差し込んで閉じる仕組みです。
おかげで一度セットすればビームサーベルがポロリしにくいよう、非常に巧みに設計されています。
RG第9弾はSEEDシリーズのジャスティスガンダムです。インフィニットジャスティスはMGで発売されていましたが、ジャスティスガンダムがこうした高品質ラインナップで登場するのは今回が初めてですね。
まず、RG特有の多色成形フレームランナーはRG フリーダムのものをそのまま流用しているのですが、ザクや量産機のようなカラーバリエーション機ではない新規RGキットとしては、初めてフレームを流用したキットになります。実はRG初期の頃は、開発・生産コストがかなりかかる多色成形ランナーをある程度共有するだろうと予想していたのですが、新しいキットが出るたびに新規の多色成形フレームを採用してきたので、それはそれで驚かされていましたね。やはりメジャーなラインナップとは言えないキットということもあり、SEEDシリーズでも人気機体——ストライク/フリーダムを除いた機体には、無理な開発費を投じようとはしなかったのだと思います。
いずれにせよ、フレームを流用した初の新規RGというやや微妙なタイトルを背負うことにはなりましたが、フリーダムのフレームがジャスティスにも非常によくフィットするよう作られているため、構造的にはまったく問題ありません^^; 相変わらず非常に優れたギミックと可動域、関節強度を見せてくれますし、装甲を付けても可動域がそれほど損なわれない点も好印象です。
ただ、フレームの流用からも察せられるように、全体的なキット構成において無理な開発費は避けようという意図がさりげなく感じられるキットです。まず、他の錚々たる歴代RGと比べると、全体的にディテールがやや物足りない印象を受けます。通常RGならランナーを見ただけで「おお!」となるはずなのですが……RG ジャスティスは「うーん……ふむ……」という感じで眺めてしまいましたね。一部を除けば、ディテールやモールドに歴代作品のような職人魂が発揮されている感じはやや薄めです。とはいえ、さすがはRGといったところで、MGを凌ぐ精巧なパーツ分割と色分けのおかげで、完成後の印象は他のRGに引けを取るものでは決してありません。
また、どことなくすっきりシンプルになった印象があり、組み立ても少し楽になった気がします。パーツだけ見ていてもよくわからないのですが……他のRGと比べて細かいパーツへのストレスも少なく、なんとなくスムーズに進められる感じがあって、これはこれで長所になっているように思います。
ギミックや構造面ではRGらしく設定を忠実に再現していますが、特に背部に装備された巨大なフライトユニット、ファトゥム-00のクオリティが非常に高いです。色分けも素晴らしく、翼が折り畳まれたり展開したりするギミックや横に広がる内部ギミックなど、1/144スケールでこれほど華やかな見た目とギミックが再現されているのには驚くばかりです。さらにファトゥム-00のギミックの固定性にも細かな配慮がなされており、各種サポートパーツによって水平に立てた状態もしっかり保持でき、スタンドとも強固に接続できます。
特にジャスティスのようにサイドスカートにビームサーベルを収納するキットは、固定性に問題を抱えることが多かったのですが、RG ジャスティスはサイドスカートのカバーを開けてビームサーベルに付いた固定ピンを差し込んでから閉じる方式を採用しており、絶対に外れない構造になっています。ガンプラファンからの絶え間ない指摘を受けて考案された方法だと思われますが、細かい部分ながらじんわりと感動を覚えますね^^
また、ファトゥム-00に乗り込むシーンを再現する際も、ステップの展開ギミックに加え、足裏をファトゥム-00上部に固定できる固定ピンが付属しており、しっかりと固定することができます。これもまったく予想していなかったサービスギミックで、嬉しさも倍増です。
残念な点を挙げると、いくつか保持力が曖昧な箇所があります。頭部の黄色い頭部アンテナや翼先端の黄色いパーツがポロリしやすい点は、接着剤を少し塗れば済む話なので大きな問題ではないのですが、私の場合はファトゥム-00上部に付いた可動式ステップがうまく固定されず、ぐらついてポロリしたり開いてしまったりする問題がありました。また、重心が偏りやすいデザインの特性上、自立させる際にバランスをしっかり調整してやる必要があります。ただし、折り畳んだ後部の翼を少し下に引き出してスタンド代わりに使うことはできます。
まとめると、フレームをそのまま流用した新規RGという点と、ディテールが思ったほど精巧に見えないという点から、組み立て前はやや期待外れに感じたキットでしたが……いざ完成させてみると、長所がかなり多いキットでした。まず、他のキットでは実現できていなかった各所の固定性への配慮が非常に満足のいく仕上がりで、複雑な色分けも精巧かつ緻密に再現されており、特にファトゥム-00ユニットの完成度が非常に高いです。
いずれにせよ、歴代作品より開発コストを抑えながらもこれほど完成度の高いキットを生み出すバンダイの開発陣には感謝の気持ちしかありません。それと同時に、このような形であれば、メジャーな機体でなくても、どのシリーズのどの機体でも片っ端からRGで出してほしいという欲も出てきますね。ジャスティスガンダムが好きな方には大きな喜びとなるキットですし、あまり興味がなかった方でも……RGのような小さくて精巧なキットが好きな方にも自信を持っておすすめできる、名実ともに優れたRGキットでした :-)
RG 1/144 ジャスティスガンダム | 2012. 7 | ¥2,800
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。