トミー ゾイド MSS

MSS-03 サーベルタイガー

Kit Review

素組み

トミーテックMSSゾイドの3番目として、サーベルタイガーが発売されました。まず名称自体で混乱が生じやすいのですが、コトブキヤからはセイバー(Saber)タイガーとして発売されたのに対し、トミー製はサーベル(Sabre)タイガーとして発売されています。

この名称の混乱が生じた経緯を辿ってみると…80年代のトミーゾイドにおけるオリジナルの公式名称は「サーベルタイガー」が正しいんです。その後、バンダイがパワーレンジャーに登場するキャラクター名のひとつである「サーベルタイガー」を商標登録してしまったため、2000年代以降に再発売されたゾイドは「セイバータイガー」という名称に変更して発売せざるを得なかったとのこと。今回この商標権が解放されたことで、再び「サーベルタイガー」という名称で発売できるようになったようですが、いずれにせよ複雑な事情があったんですね ^^;

キットの基本的な構成は前作のシールドライガーと全く同じで、多数の塗装済みパーツと細かいパーツで精巧に構成されています。コトブキヤのキットも細かいパーツが多く、RGも細かいパーツが多いですが…MSSゾイドシリーズはそれを軽く上回る感じですね ^^;

パーツが細かいため組み立てにやや苦労する場面もありますが、組み立て工程そのものの難易度はそれほど高くありません。ただ価格の割にサイズが小さくて拍子抜けする感覚は相変わらずですが、小さくても精巧でぎっしり詰まった感じが素晴らしいので、ある程度は相殺できますね。サイズは小さくても色の組み合わせと造形のクオリティが高く、可動域も広いので、まるでRGゾイドを作っているような気分になります。

また、初期作のMSSシールドライガーは脚を繋ぐ股関節部分がやや外れやすい傾向があって残念でしたが、サーベルタイガーはそういった問題もなく、全体的にポロリしやすいパーツはありません。ただやはりバンダイ製と比べるとスナップフィットがやや不安な部分があるので、一部は要領よくボンドを追加してあげることをおすすめします。

MSSゾイドシリーズの伝統である高級感のある塗装済みディスプレイベースも付属していて、こちらもクオリティが非常に高く満足度が高いです。こうしてベースだけ集めても相当な財産(?)になりそうなラインナップですね。

3200円というMGクラスの価格でSDクラスのサイズのキットという点さえ除けば、RGのように小さくて精巧なキットが好きな方には嬉しい一品です。大きくてコレクションしにくい従来のゾイドと違い、収納スペースを取らないのも魅力。いずれにせよゾイドファンにとって、楽しいコレクションアイテムがまたひとつ増えた感じです :-)

MSS-03 サーベルタイガー | 2013. 3 | ¥3,200

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。