組み立て工程がなかなか奥深くて複雑です。見ていきましょう!
HY2M リック・ドムは、大型高価キットらしくパーツがアンダーゲート処理されています~!
ランナーから切り離してもゲート跡がほとんど残らない……のですが、ちょっと気になる点もあります。-.-
たとえばこういう部分……同じパーツなのに、明らかに外から見える箇所でもアンダーゲート処理してあるものと、
普通にゲート跡が残るよう横に付けてあるものが混在していて。-_-;;;;;;;
一言で言うと、アンダーゲートの処理に一貫性がないんですよね。やるならちゃんとやってほしいものです、まったく。
さらに、こんなふうに内側に隠れて見えない部分にまで不必要にアンダーゲート処理してある箇所も多いです。
逆に外装パーツなのにアンダーゲート処理がされていたりされていなかったりする箇所も多くて……
なんともちぐはぐなアンダーゲートですが、まったくないよりはマシ、といったところでしょうか。うーん。
まず、このキットには上のような六角穴付きネジが多く使われています。
当然ながら、これは普通のプラスやマイナスのドライバーでは絶対に締めることができません。
そのため、すぐ上の右側にあるような六角レンチが必要になります。
ところがこのキットには 六角レンチが付属していません……なので自分で用意する必要があります。
普段あまり使わない工具なので、おそらく新たに購入することになると思いますが、工具店や大型ホームセンターに行けばサイズ別のセットが簡単に手に入ります。
このキットには2種類のサイズの六角ネジが使われているため、レンチも2種類必要です。
ちなみに、高価なキットにもかかわらずこういった簡単な工具(ただし普段あまり使わないため、ほとんどのユーザーは持っていないであろう)が
付属していないことへの不満が多かったのか、
その後に発売されたHY2M グフには、この2本の六角レンチがキットに同梱されています。
六角ネジはこのようなナットに締め込む仕組みで、完全固定用のナット(左)と、
可動部の渋みを調整するためのナイロン挿入ナット(右)の2種類が入っています。
すべての電線は端部がこのような状態で入っており、これはとても親切な配慮です。
私の仕事が無線通信機器を開発するエンジニアなので、会社では毎日のように線をよる作業をしているのですが……(-.-;;)
線を少し剥いてこのように被覆を取り除いておくと、ゴムの部分を持って線をよりやすくなります。
金属線はよっておかないとバラバラになって接続しにくいため、必ずよる必要があるので、それを考慮した構成ですね。
左はよらずに被覆だけ抜いた状態で、線がバラバラになって接続しにくい状態です。
線の端部の少し剥けた被覆を持ってくるくるとよりながら引き抜くと、右のようにきれいに整ったよりができます。
こうすることで金属の穴にしっかり差し込んで巻き付けられるようになります。
(実際にあそこまできれいによるには、ちょっとしたコツが必要ですが……-.-v)
モノアイは赤色LEDで点灯し、電圧調整のために抵抗も接続する必要があります。
黄色い金属リングに先に電線を巻き付け、LEDや抵抗の金属リードをリングに差し込んだ後、
ペンチで押しつぶして固定する方式です。
頭部に取り付けたモノアイのLED。電線は頭部の下から引き出して、胴体の電源部へ接続します。
腕部にはLEDは一切ありません。内部フレームというほどのものはなく、骨格程度はあります。
骨格の状態では、腕がしっかり曲がってくれますね。
肩アーマーの裏側には赤色の別パーツ処理が……
足裏には3基のLEDが動作し……金属板とネジを使って各LEDのプラス極とマイナス極が接続されます。
ネジで締める前に金属板を固定しておくのが難しいため、テープで先に貼り付けておくと楽です。
足の後ろ側から電線を引き出して上へと続いていきます……
足後部のバーニアにも3基のLEDが取り付けられます。
バーニアと足裏の合計6基のLEDの電線が脚部を伝って上へと接続されていき……
各関節の間を通り抜けて、脚部の上から線が出てきます。
脚部アーマーの裏側にも赤色パーツが別途……
腰部はダブルボールジョイント式で、ネジとナットの締め具合をレンチで調整することで渋みを調節できるようになっています。
お尻のバーニアにも脚部後方と同様に3基のLEDが動作……
電線がすべて胴体上部に集まるようにします。
組み立て中の様子。あのくし状のもの2つが、一方はプラス極、もう一方はマイナス極です。
赤色が+、黒色が-なので、それぞれを2つのくし状端子に接続することで電源供給部が完成します。
バックパックのバーニア部の構造。
バックパックバーニア内部の電源接続図。
コクピット内部にもLEDで点灯し、上のような構成になっています。
胸部の丸い部分にもLEDが点灯。
装甲をすべて取り付けた後。胴体上部は開閉式の構成になっています。
今後の電池交換やスイッチ操作のためには、胴体上部を少し引き抜いて取り外してから調整することになります。
胴体上部電源部の構造。頭部、コクピット+胸部、その他のバーニアを操作するための3つのスイッチです。
左のくし状端子には黒線(-)が、右のくし状端子には赤線(+)がまとめて接続されます。
本体全体の電源は、上のような少々特殊なサイズの電池で動作します。
単5形またはNS-5と呼ばれるマンガン電池で、既存の電池と直径は同じですが長さが2/3です。
電子部品専門店や大型文具店で入手できます。
価格は2本で700ウォン〜2500ウォン程度とお店によって異なります ^^;
バズーカのスイッチには特殊な素子が使われています。
ホール効果(Hall Effect)という原理を利用した素子で、左が磁石、右がホールICと呼ばれるものです。
その原理は、ホールICの近くに磁場が発生するとICが電流を導通させるというものです。
簡単に言うと、押しボタン式スイッチではなく、磁石を近づけるかどうかによってLEDが点灯する仕組みです。
(HY2Mシリーズがよく採用している方式のひとつです。)
まずバズーカのレンズ部分には赤色LEDが取り付けられており……
このLEDと電源部の間にホールICが接続されています。
そして手の内側に磁石を配置します。
完成写真で出てきますが、この手をバズーカの特定の位置に近づけると、バズーカのレンズが点灯する仕組みです。
HY2M リック・ドムには派手なシールが付属しています。
ただ、このシールがあらかじめカットされていないため、一枚一枚切り取って貼る必要があります。
実際、あらかじめカットされていたとしても余白が広く残っていることが多いため、
多くの方が余白部分を切り取ってから貼ることになります(特に私は必ずそうしています)。
むしろそういう場合は、こうしてカット線がまったくない方がかえって扱いやすくてすっきりします。