Kit Review
素組み
+ スミ入れ + デカール
通常型 vs. 強化型
素組み
+ スミ入れ + デカール
通常型 vs. 強化型
バンダイの意欲作、往年のロボットを現代の技術で蘇らせるプロジェクト、RRR(Real Robot Revolution)シリーズ第3弾はニューレイズナー(強化型レイズナー)です。見ればわかる通り、既存のノーマルレイズナーのシンプルなカラバリです。
基本的な構造は既存のRRRレイズナーと同じで、一部の外装装甲が変更されているだけなので、 RRR
1/48 レイズナー レビューを参照していただければと思います。ただ、この変更された外装装甲ですが..もちろん設定に基づいたものではあるものの、変更点は少なくないわりにあまり目立たないのが問題ではあります^^;
まず頭部両側のディテール、胸部ダクト、腕の各種ダクトとバーニア、脚のバーニア、バックパックのディテールとバーニアなど、変更ポイントは十数か所とかなり多いです。ただ、デザインが大きく変わったわけではなく、機動性向上のためのバーニアの追加・大型化といった程度なので、パッと見ではノーマル版と強化型の区別がつきません。両バージョンの違いをあらかじめ把握した上でじっくり見て、ようやくわかるレベルです。
結果的には、正直なところ手軽に使い回した感が否めないカラバリです。もちろん設定上に存在する機体なので、自然な流れで2バージョン展開したとも言えますが..大きな個性はないということですね。
それよりも、RRR第1弾のレイズナーへの評価がかなり厳しかったことの方が問題だったのではないかと思います。最新キットとは思えないほど最悪の可動域、バンダイらしくないやたら固いだけの関節、中途半端な内部フレームなど、MGクラスを期待していた人たちには失望を与えざるを得ませんでした。もちろん、過去にこのクオリティのレイズナーは存在しなかったので、それ自体に存在意義はあるキットでしたが..どこかバンダイがピントをずらしてしまった感が強いキットでした。消費者のトレンドを読み違えたとでも言いましょうか。
そのせいか..ランナーをよく見るといくつか興味深い事実がわかります。既存のRRRレイズナーキットと共用のランナーはビニールが密封されており、強化型用に変更されたランナーが入っているビニール袋はテープで簡単に貼り付けてある程度の封がされています。これを見るに、RRR第1弾のレイズナー通常型の販売が非常に振るわず、通常型のランナーを回収して強化型のランナーと一緒にビニールにテープで簡単に貼り付けて生産されたのではないかと疑われます。つまり、通常型レイズナーキットの中身を入れ替えて強化型として再発売したということです。
まあ、バンダイとしてもやむを得ない苦肉の策だったのではないかと思いますが、今回のRRRレイズナーの件で何らかの教訓は得たことでしょう。ただ残念なのは、出だしが良くなかったことで、今後期待される多くのリアルロボットのキット化に悪影響を与えてしまったかもしれないという点です。それでもメカニックマニアとしては、このRRRシリーズが続いて他の多くのキットに出会いたいと思うわけですから。
キット自体の評価よりも市場の論理や製品の現状についての話が長くなってしまいましたが、いずれにせよRRRレイズナーはある意味不遇のキットです。特に初期のコトブキヤキットを見るようで、滑らかさのかけらもない固い関節と組み心地は、正直言って今もちょっといただけません。カチッとはまる「手の感触」は絶対に期待できないキットです。むしろ手が痛くなるキットです。
それでも、組み上げて飾り付けてじっと飾っておけばなかなか見栄えのするキットであることも確かです。特にRRRレイズナーを一つ手に入れようと思っていた方には、この強化型キットの方が少しメリットがあるかと思います。パーツも少し多く、フィギュアも2体多く入っていますから。残念ながら、RRRレイズナー強化型キットの運命は、通常版に比べてほんの少しサービスを加えて在庫を処理するためのものだったのではないかという気がします。
それでもバンダイには、RRRレイズナーを教訓として今後も頑張って、次のRRRを素晴らしい形で出してほしいと思います!:-)
R3 1/48 SPTレイズナー強化型 | 2007. 3 | ¥4,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。