HG RX-78(G)E

HG 1/144 ガンダムEX (復讐のレクイエム)

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

2024年10月に公開されたNetflixオリジナルCGアニメ「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」に登場するガンダムEXがHGでキット化されました。同作に登場する HG ザクⅡ F型 ソラリ搭乗機と同時発売となっています。華やかなパネルラインに加え、従来のガンダムとは一線を画す独特なデザインで登場しました。

まず品質面を見てみると、最新キットらしく全体的にきれいな仕上がりを見せています。ポリキャップレス構造の関節により、優れた可動域と関節強度を実現しています。特に関節が渋かったHG ザクⅡ F型 ソラリ搭乗機とは異なり、このキットはスムーズでありながらしっかり保持できる理想的な関節になっています。同時発売のキットなのにここまで違うのかと思うほどの差があります。

背部に付いたショルダーキャノンとビームサーベルの固定部はよく可動しており、ショルダーキャノンはバックパックに付いたドラムごと90度回転させることができます。3基のビームサーベルを収納するビームサーベル固定部は、可動中にポロリしやすい傾向があるため、背部との接続部分を接着剤で固定した方がよさそうです。また肩上部のハードポイントが開くギミックがありますが、この部分が少し緩めで、意図せず浮いたりガタついたりすることがあります。こういった細かい点を除けば、全体的にしっかりとした出来栄えです。

このキットの最大のポイントは、好みが大きく分かれる独特のデザインではないでしょうか。従来のガンダムと比べてオーバーディテールが過剰で、顔が不格好だという意見も多くあります。なんというか、意地悪そうな顔つきのガンダムというか……。ただ実際に公開されたアニメを観てみると、ある程度納得できる部分もありました。文字通り連邦の白い悪魔として描かれており、ジオン軍が主役のストーリーにおける悪役として、このデザインは案外ハマっているとも感じます。そもそも原作がミリタリー色の強い戦争ものを志向しているため、より兵器らしいガンダムとして仕上げられたと理解できます。

ただ写真を見ても分かるように、パネルラインとオーバーディテールが多いため、HGキットにしてはスミ入れがかなり大変な部類に入ります。素組みの状態でも造形の見栄えが良いのでスミ入れは必須ではありませんが、入れるとしても私のように薄めのスミ入れにとどめることをおすすめします。

このように従来とは異なる独特なデザインですが、裏を返せば既存とは大きく違う新鮮なガンプラとして登場したとも言えます。品質面では大きな不満もなくよくまとまっているので、Netflixの原作に強い印象を受けた方なら十分買いのキットだと思います :-)

HG 1/144 ガンダムEX (復讐のレクイエム) | 2024.10 | ¥1,900

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。