HGUC

HG 1/144 サイコ・ガンダムMk-II

Kit Review

素組み + シール + スミ入れ

2004年に HGUC サイコ・ガンダムが発売された当時、私を含む多くのオールドファンが歓喜しました。伝説の大型ガンダムがついにちゃんとHG化されるとは!! そしてすぐに続いて出るかと思われたMk-IIが、なんと21年もの歳月を経てようやく発売されましたね。そしてその長い年月の差に見合うだけアップグレードされたキットとして登場しました。(価格もまた5000円から10000円へと2倍にアップグレード..)

実は2023年にビルドメタバース HGシリーズとして HG ティフォエウスガンダム・キメラが発売された際、サイコ・ガンダムMk-IIというラベルの付いたランナーが同梱されていたことで、すでにこのキットの存在は予告されていたんですよね。腕部に関してはサイコ・ガンダムMk-IIとほぼ同じ構造だったため、このキットより先に該当部分のランナーが使われていたわけです。

まず、そもそも既存のサイコ・ガンダムと比べてMk-IIははるかに複雑なデザインなんですが、このキット最大のポイントはやはり「完璧」な色分けでしょう。大型キットだけあって、独特の派手なカラーリングがすべて色分けで再現されています。特に黄色いバーニアや赤いポイントカラーがすべてシールなしのパーツ分割だけで表現されているのは見事です。おかげでパーツも大きく、色の組み合わせも美しいので、カラフルな組み立ての楽しさがたっぷり味わえます。組み心地も最新HGUCキットらしく、スムーズにサクサクとはまっていく気持ちよさがありますね。

次に、大型キットだけに保持力が心配でしたが、全体的な固定性も「完璧」に調整されて出てきました。大型キットはサイズと重量のせいで主要な関節がポロリしやすいことがありますが、このキットは頭部・腰・肩・股関節・シールド固定部の5か所にロックピン結合が採用されています。レビュー序盤の写真でも分かるように、90度または180度回してはめ込んだあと、さらに回して固定する方式です。おかげで空中ポーズはもちろん、どんなポーズを取っても関節がポロリすることは絶対にありません。

また、基本的な関節強度自体もしっかりしていて、大きなボディにもかかわらずガタつく感じが全くないんですよね。それでいてポリキャップレスにしては可動の感触も滑らかで、一言で言えば可動域と保持力の問題が両方解決されています。ただ、予想通り変形ギミックの都合で可動域は平均以下なので、ダイナミックなポーズはほぼ無理です。特に足首がかなり窮屈で、脚を使ったポーズはあまり期待しない方がいいでしょう。

変形ギミックも期待に応えるよう上手く設計されていて、何より保持力に気を遣った跡が随所に見られ、モビルアーマーへの変形後も安定した剛性を見せてくれます。変形の手順がやや複雑でマニュアルなしでは難しいですが、それだけ丁寧にチューニングされている印象です。HGUCサイコ・ガンダムの変形ギミックも悪くはありませんでしたが、21年ぶりに登場したMk-IIはそれをはるかに上回るアップグレードを果たしています。

武装としては大型シールドとリフレクタービット、ビームパーツなどが付属します。リフレクタービットは収納形態と展開形態がそれぞれ10基ずつ付属し、収納形態は実際にバックパックに収納できます。12個のビームパーツはビームソードとビーム砲のエフェクトパーツとして使用でき、リード線と組み合わせて有線式サイコミュビームソードとビーム砲を再現する際にも使えます。またボーナスとしてクリア素材のアクションベース4と小型スタンドが同梱されており、本体およびビット兵器類に使用できます。ただし、この大きなキットを支えるにはアクションベース4はやや頼りなく、MSとMAどちらも乗せられるものの、グラグラして少々不安ではあります。

このように多くのオールドファンが待ち望んでいたサイコ・ガンダムMk-IIがついにHGUC化されました。優れた色分けと保持力、変形ギミックと大きなボディを備えた高品質な大型キットに仕上がっています。ただし可動域はあまり期待しない方がよく、精巧な変形ギミックを考えれば納得できる部分ではありますが。いずれにせよ、このキットを待ち続けたオールドファンには嬉しいプレゼントになりそうですし、このスタイルが気に入った新世代のモデラーにも一度は手に取ってほしい、大きくて美しいキットだと思います :-)

HG 1/144 サイコ・ガンダムMk-II | 2025.3 | ¥10,000

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。