Kit Review
素組み
+ シール貼り
パッと見は似たようなメッキ品質かと思いきや、
近くで比べてみるとやはりチタニウムフィニッシュのメッキ品質のほうが上です。
写真ではあまり差がわかりませんが、実物を見るとシナンジュ側のメッキのほうがずっと均一で、色も深みがあります。
素組み
+ シール貼り
パッと見は似たようなメッキ品質かと思いきや、
近くで比べてみるとやはりチタニウムフィニッシュのメッキ品質のほうが上です。
写真ではあまり差がわかりませんが、実物を見るとシナンジュ側のメッキのほうがずっと均一で、色も深みがあります。
MG ユニコーン チタニウムフィニッシュに続き、MG シナンジュにもチタニウム
フィニッシュ版(通称・光安主)が登場しました。MG ユニコーンで初めて採用されたチタニウムフィニッシュは、
メッキ工程の最終段階にあたるトップコート工程にチタニウムを混ぜることで光沢度を
高めたメッキ方法です。(MG ユニコーン
チタニウムフィニッシュ レビューを参照していただくと、工程方法まで日本語で説明しています)
基本的にメタリックメッキ製品は、まず下地に銀色を塗装し、
その上に該当色のクリア塗料を重ね、最後にトップコート(光沢仕上げ)を
施すという工程で進められます。この工程の問題点は白色を表現しにくいことで、
下地色である銀色が白色に最も近いメッキ色となります。
クリア塗料の下にある色が銀色である以上どうしようもなく、
そのためニューガンダムやガンダム系のメッキ版はどれも銀色ばかりになってしまったわけです。
チタニウムフィニッシュはこの問題を解決するために開発された方法で、
銀色の光沢塗料を下地に敷かず、白色や原色の塗料を下地にした上で、
トップコートに光沢成分、すなわちチタニウム成分を含ませることで表面に光沢を生み出す方法です。
白いユニコーンのメッキを表現するためにバンダイが考案した方法というわけです。
この仕上がりは実に素晴らしく、これまでに見たことのない非常に高級感のある光沢を誇ります。
そしてこの最高峰のメッキ技術であるチタニウムフィニッシュが、最強の
MG・シナンジュにも採用されることになりました。MG シナンジュの品質は歴代最高スコアからもわかるように、
あらゆる面で最高の名品キットとして認められています。そんな名品キットに名品メッキが施されることで、
そのシナジー効果は相当なものがあります。
まずチタニウムフィニッシュという名のもとに仕上げられた赤いメッキの品質は、
過去のどのキットとも比べものにならないほど素晴らしい出来です。
安っぽい光沢ではなく、非常に深みと奥行きのある色合いの光沢が漂います。
パッと見はMG サザビーやHGUC サザビー メタリックメッキと似ているように見えましたが、
並べて比較してみるとその品質の差は歴然でした。メッキがにじんだり
ムラになっている箇所もなく、全体的に均一なメッキと深みのある色合いのおかげで、
本当に「高級感がある」という印象を受けます。
一点残念なのは、他のメッキと比べてチタニウムフィニッシュは写真映えがあまりしないことです。
おそらく光沢が表面の特殊素材からしっとりと流れるようなスタイルのため、
カメラがその光沢の特徴をうまく捉えにくいのだと思います。MG ユニコーン チタニウムフィニッシュも、
実物をご覧になった方の多くが、写真よりもずっと艶やかな大理石のような質感に驚かれます。
それだけ表面のチタニウム光沢を撮影するのが難しいということですね。
おそらく自然光のもとで撮影してこそ、プリズムのように虹色に散乱する
チタニウムフィニッシュのメッキの質感が正しく伝わるかと思いますが、いずれにせよ
レビュー写真よりも実物の印象のほうがずっと良いことをご考慮ください。
(それでも写真から伝わるオーラはかなりのものですが..)また、
ほとんどのメッキ版がそうであるように、パーツの遊びが減って関節強度がさらに増しました。
素の状態での保持力は良好なほうですが、サイズが大きく重量もあるため、
難易度の高いポーズを取らせると不安定になることがありましたが..このチタニウム
フィニッシュ版はどんなポーズを取らせてもそのままピタッと決まります。^^;
またメッキキットとなるとゲート跡が気になるところですが、
このキットはアンダーゲートではないため、どうしてもゲート跡が多く残ります。
ただこのキットは、あちこちで目立っていたユニコーンの場合とは異なり、
下地の色に合わせているためかゲート跡が意外とそれほど目立ちません。
レビュー写真を見ていただければわかりますが、よく見れば確認できるものの、
目に付いて気になるほどではありません。(個人差はあるかもしれませんが)
おそらく赤いメッキの色合いが非常に鮮烈なため、埋もれて見えるのかもしれません。
メッキキットにはデカールやシールは基本的に貼らない、という自分なりのスタイルから、
素組みと金色シール貼りのみでレビューしましたが、
素組みだけでも歴代屈指の完成度を誇るキットだと思います。以前からサザビーやシナンジュをメタリック塗装で仕上げる方は多かったですが、
正直どれほど塗装の達人であっても、特殊金属成分まで混ぜ込んで作り上げたチタニウムフィニッシュほどのメッキの質感を再現するのは容易ではないでしょう。
結果として名品キットと名品メッキの出会いは大成功であり、
素組みだけでも圧倒的な存在感を放つキットとして歴史に残るでしょう。
まるでキム・ヨナ選手が2010年バンクーバー冬季オリンピックで前人未到の世界記録を打ち立てたように、
自分自身でも破るのが難しい大記録が生まれた感じとでも言いましょうか。
今後もバンダイの歴史においてこれほどファンタスティックな組み合わせの番外編メッキキットが登場するのは、
そう簡単ではないでしょうね.. :-)
MG 1/100 MSN-06S シナンジュ 〔Ver.Ka〕 チタニウムフィニッシュ | 2010. 2 | ¥12,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。