MG RX-0

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム

Kit Review

素組み
+ スミ入れ + デカール

機動戦士ガンダムUC、ユニコーンシリーズが正式にOVA化されたことで、ユニコーン関連のキットが続々と登場しています。これは主にHGUCのラインナップに限られていましたが、すでにVer.Kaとして発売されていたMGユニコーンガンダムが「OVA版」というタイトルを掲げ、アップグレード版として再発売されました。ユニコーンVer.Kaは非常に優れたギミックを持っているものの…可動域をあまりにも大幅に犠牲にしていたため、少なからず不満の声が上がっていました。OVA版はまさにその点を修正したバージョンです。

まず、既存のVer.KaとOVA版の違いをまとめると、以下のようになります。

<成形色/デカール>
- 内部フレーム/その他フレームの色がグレーからガンメタルに変更
- 青いパーツがメタリック成形色に変更。
- 武装が濃いグレーから明るいグレーに変更
- Ver.Kaに比べてシールとデカールの数が約1/3に大幅削減。

<パーツ変更>
- 頭部両サイドにバルカンが追加され、頭部装甲3パーツが変更
- 腰の可動を改善するため、腰部中央の装甲が短くなった
- 膝の可動を改善するため、膝周辺のパーツが多数変更
- デストロイモード用の固定式頭部アンテナが追加

まとめてみると変更点が意外と多いように見えますが…よく見ないと気づかないものがほとんどです。頭部のバルカン追加はかなり目を凝らさないと分からないくらいですが、腰と膝の可動は明らかに違いが出ています。Ver.Kaでは腰の回転を完全に妨げていた腰部中央の装甲が短くなったおかげで、腰が360度回転できるようになり、膝も90度まで曲がるようになりました。もちろん最近のMGと比べると可動域はまだまだ物足りませんが、Ver.Kaと比較すれば最低限の動きはできる程度には改善されたと言えるでしょう。

また、このキットはVer.Kaではなく通常版に属するキットなので…Ver.Kaのようにシールとデカールが多くありません。1/3以下に減ったシールとデカールのおかげで、気軽にデカール貼りができます。これは人によっては長所と言えるかもしれません。おまけに頭部アンテナがユニコーン用・デストロイ用・折りたたみ用の3種類が付属することで、選択肢も広がりました。ただし、Ver.Kaで不安定に見えた足首の関節はOVA版でも依然としてやや心もとない感じです。複雑な変形ギミックのせいで仕方ない部分もありますが、不安定な足首だけはどうにかしてほしかったところ…残念です。

全体的なギミックや変形の過程などはユニコーンVer.Kaのレビューで詳しく取り上げているので、そちらを参照してください…(MG ユニコーン Ver.Ka レビューを見る)アップグレード版として発売されたキットらしく、全体的なクオリティは当然Ver.Kaより高いです。Ver.Kaに残された唯一の長所は、シールとデカールが豪華なこと、そしてマニュアルが少し凝っているという点ですね。カトキハジメのファンであれば依然として魅力の高いキットですが、その点を除けばOVA版のほうがおすすめできそうです。

そもそもユニコーンVer.Kaは最初から可動域を無理に(?)犠牲にしすぎた感がありました。これくらいの簡単な修正だけでもずっとまともに見えるのに…とはいえ、今からでも修正版が公式に発売されたのは喜ばしいことです。:-)

MG RX-0  Unicorn Gundam OVA ver.
分野評点分析
合わせ目★★★★★装甲が細かく分割されたデザインの特性上、ほぼなし。
成形色/色分け★★★★★シンプルな色の組み合わせだが、デストロイモードは派手。
プロポーション★★★★☆脚が長すぎる点を除けば、カトキハジメのデザインらしくスタイリッシュにまとまっている。
可動域★★★腰と膝の改善で、ようやく最低限の可動域は確保できた模様。
関節強度★★★★若干改善されたようだが、足首だけは依然としてやや不安定。
内部フレーム★★★★★ユニコーンならではの独特な蛍光フレーム。
ディテール★★★★★シンプルながら繊細なディテール。シールとデカールは減少。
武装/付属★★★★★☆デストロイ用アンテナはうまく追加された。武装もすっきりしている。
パーツ数/価格★★★★★総403パーツ。1000円あたりのパーツ数81。値段相応の内容。
独自性/特異性★★★★★
★★★★
最もユニークな構成のMGとして、(手ごわいながらも)精巧な変形ギミックは健在。最初からこうして出してくれればよかったのに…。
Dalong's Point : 102 pts.

MG 1/100 RX-0 ユニコーンガンダム | 2010. 3 | ¥5,600

AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。