Kit Review
素組み + スミ入れ + シール
素組み + スミ入れ + シール
2008年のシナンジュ、2013年のシナンジュ・スタイン Ver.Kaに続き、今回はシナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)がMGとして発売されました。基本的には既存のシナンジュ・スタイン Ver.Kaの成形色を変更し、一部パーツが交換・追加されたキットです。武装が変更され、胸部と腕に紋様が追加され、バックパックのプロペラント・タンクがシナンジュ用の長いパーツに交換されています。
実際に完全新規追加のランナーはわずか2枚で、一部はMG シナンジュのランナーが追加され、さらに色の再現のために重複して付属するランナーも加わったことでボックスも大きくなっています。余剰パーツがかなり多く残るため、実質的なパーツ数はそれほど増えていません。
まず、名品MG シナンジュのバリエーションキットらしく、素晴らしいプロポーションとディテールを見せてくれており、最高クラスの可動域と無難な関節強度を誇っています。ただ、相変わらず一部パーツの保持力はいまひとつで、可動中にポロリすることがあります。特にプロペラント・タンクが大型化したことでバックパック下部がさらにポロリしやすくなっており、全指可動式の手も指がポロリしがちです。それを意識してのことか、右手はライフルを握った固定式の手が別途付属しているので、ハイ・ビーム・ライフルの握力問題は心配しなくて大丈夫そうです。
その他の各種展開ギミックや内部フレームの構造も既存と同じなので、シナンジュ・スタインの基本的な特徴は MG シナンジュ・スタイン Ver.Ka レビューでより詳しくご覧いただけます。このレビューでは変更された色味と追加・変更されたパーツを確認していただければと思います。
いくつか追加でチェックしておきたいポイントとしては、胸部と前腕の紋様部分は白い帯の部分だけシールを貼る仕様になっているので、なかなかすっきりとした見た目になっています。MG シナンジュの場合は黒と金が一緒にプリントされたシールを貼るため、黒い部分を切り取らない限り立体感も出づらく、見た目がごちゃごちゃしがちでした。そういった不満を反映してくれたのか、白い帯だけ貼ればいいのでずっと楽でスッキリ仕上がるのは嬉しいですね。その他にも、ハイ・ビーム・ライフル下部にバズーカを接続したり、シールド内部に収納されたグレネード・ランチャーをハイ・ビーム・ライフルに接続する機能も備わっています。
このように久しぶりの流用キットではありますが、もともと洗練されたスタイルと高い品質感を誇るキットです。特にVer.Kaタイトルを外したことで、シールとステッカーだけでサクッと仕上げられる点は長所と言えるでしょう。いずれにせよ、シナンジュシリーズが好きな方にはおすすめできる良キットMGと言えますね :-)
| MG MSN-06S-2 Sinanju Stein [Narrative Ver.] | ||
|---|---|---|
| 分野 | 評点 | 分析 |
| 合わせ目 | ★★★★★☆ | 比較的古いベースのキットだが、すっきりとまとまっている。 |
| 成形色/色分け | ★★★★★☆ | 完璧な色分け+シールの改善 |
| プロポーション | ★★★★★★ | Ver.Kaよりもさらに迫力がある。 |
| 可動域 | ★★★★★☆ | サイズの割に可動域がかなり広い。 |
| 関節強度 | ★★★★☆ | 全体的には良いが、一部パーツの保持力が少し惜しい。 |
| 内部フレーム | ★★★★★☆ | 大きくて立体感のある高級感あふれる内部フレーム |
| ディテール | ★★★★★ | 大きくて派手で、十分にカッコいい。 |
| 武装/付属 | ★★★★★☆ | さらに充実した武装構成。 |
| パーツ数/価格 | ★★★★★ | 総計548個。1000円あたりのパーツ数73.1個。余剰パーツは多いが内容は充実。 |
| 独自性/特異性 | ★★★★★★ | 名品は流用しても名品。 |
| Dalong's Point : 108 pts. | ||
※ MGにのみ適用される採点システムは、20年前のファースト1.0から続く採点体系のため、
品質が全体的に底上げされた最新キットにまで一律に適用するのは、正直あいまいです。
どのみち私個人の評価にすぎず、年月によるキット品質の差まで明確に反映するのは難しいので、
あまり深く考えず、参考程度にご覧いただければと思います。
(100点以上のキットは、昔に比べて品質がかなり良くなった、という程度に理解してください)
MG 1/100 シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.) | 2019. 1 | ¥7,500
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。