Kit Review
素組み + スミ入れ + シール
素組み + スミ入れ + シール
※ 以前のPGレビューにあったパーツ別レビューページが省かれていることについてお問い合わせをいただくことが多いのですが、他のPGと比べて部位ごとに見どころがそれほど多くないため、最終レビューにまとめました。ダブルオーのような特殊なクラッチ関節があるわけでもなく、ユニコーンのような複雑な変形ギミックがあるわけでもないので。LED配線部分がせめてもの見どころではありますが、そちらは別途ライティングモデルのレビューに掲載しています。
年末にクリスマスツリー向け(?)のガンプラをたまにリリースしていたバンダイが、2017年12月にPGエクシアを発売しました。LEDユニットが別売りだったPGユニコーンとは異なり、エクシアはノーマル版(18000円)とLEDユニットが同梱されたライティングモデル版(32000円)が同時発売となっています。
ノーマル版とライティングモデル版はLEDユニットの有無だけが異なり、内容構成は同一です。ボックスアートのデザイン自体は同じですが、カラーリングのみ異なる仕様になっています。説明書もLEDユニットの説明が含まれるバージョンとそうでないバージョンの2種類に分かれています。本レビューページではノーマル版を購入された方向けの説明のみ行っていますので、LEDユニットに関するレビューは別途 ライティングモデル レビューページでご確認ください。
まずPGらしく大量のパーツが付属しており、かなりの組み立て時間が必要です。特に耐久性のためか硬い素材に太いゲートが多く、ゲート処理に手間がかかる方です。それでもPGらしくよく設計されたパーツのおかげで、一つひとつ完成させていく手応えはさすがPG!と思わず唸ってしまいますね。
PGエクシアの見どころはハッチオープンギミックとLEDユニットにあります。初期PG以降ほぼ姿を消していた各種ハッチオープンギミックが復活したことを喜ぶ方も多いのではないでしょうか。ハッチオープンは頭部、肩、前腕、胴体、脚部など全身にわたって採用されており、特に8枚のカバーが開くGNドライヴ部分がかなりカッコいいです。
可動域についてですが、腕脚自体はPGらしく完全に折りたたむことができ、股関節ごと分離しながら腰が前に折れるギミックに加え、2段階で完全に跳ね上がるフロントスカートのギミックも採用されています。通常は股関節自体がスライドするギミックが入るところですが、LED配線が股関節を通っているため、股関節は固定したまま腰を動かす方式で設計されているようです。
ボディが比較的軽めなので関節強度は全体的に十分なレベルで、特に足が小さいにもかかわらず、意外と立ちポーズを決めるのに大きな支障はありません。ただ、膝立ちなどのポーズを取ると下半身の保持力がやや落ちて後ろに倒れることがちょくちょくあります。全体的な可動域と関節の動きの良さという点では、いまだにPGストライク以降それを超えるPGが出ていない状況ですが、エクシアの場合はそれに代わるLEDユニットという強力な見どころがあります。
武装は他のエクシアと同じ内容で構成されていますが、PGらしく細かいギミックがいくつか追加されています。GNソードのハッチが開いたり、GNシールドを四方に展開するギミック、GNブレードをわずかに延長するといった内容が再現されています。
残念な点もいくつかあります。まず、可動中に意外とあちこちの装甲やパーツがポロリしやすい点です。特に股関節の横にGNブレードをマウントするギミックがそうで、ギミックの構成がいまいちで取り付けがしっくりこないうえ、少し動かすだけで引っかかってポロリしてしまいます。GNソードの小型シールドに付いている前腕固定ピンも保持が甘くシールドからすぐ抜けてしまい、事実上固定部としての機能をほとんど果たしていません。また、股関節を上げるとフロントスカートが押し上げられるより先にポロリしてしまうケースもあります。フロントスカート自体は二重可動式でうまく跳ね上がるよう設計されていますが、あらかじめフロントスカートを展開しておいてから脚を上げるほうが無難なようです。
ダイナミックなLED発光の再現に力を入れた分、一部の機能に物足りなさが出てしまったようですが、それでも外観の印象は最新PGらしく彫刻のようにエッジが立っていて、写真よりも実物で見たほうが立体感がかなり強く感じられます。まるでMG ZZガンダム Ver.Kaのように、彫刻を眺めるような視覚的な満足感があります。
付属の専用スタンドは角度調整機能はなく長さ調整のみですが、機能性自体はかなり良好です。本体との接続もしっかりしており、シールも加わってデザインやスタイルも悪くありません。LEDユニットのベースとしての役割がメインではありますが、GNドライヴ着脱ギミックといったスペシャルギミックも用意されており、スタンドの満足度は高いです。
いずれにせよ、LEDユニットを除いたPGエクシア本体は既存のPGと比べて大きな差別化ポイントはありませんが、それでもやはりPGはPG、バンダイ最上位ラインナップらしく全体的なクオリティはかなり高いと言えます。大きくて複雑で精巧なガンプラを作りたいなら、久しぶりに十分満足できる手応えを提供してくれます。
いずれにせよ、普段からエクシアがお好きな方にはとても良いプレゼントになりそうですし、予算に余裕があれば、過去最高クラスのLED発光エフェクトを見せてくれるライティングモデルをより強くおすすめしたいですね :-)
PG 1/60 ガンダムエクシア | 2017.12 | ¥20,000
AIこのページは Claude Sonnet が翻訳しました。